タイガー・カブ牙が抜かれた状態に

Good Morning！【今朝の3本+1】忙しい朝に読んでおきたい厳選ニュース。
ハイテク銘柄で一世を風靡していたタイガーカブは牙が抜かれたかのようにマイナス記録を叩き出してしまう。どう挽回していくのだろうか。。

昨日の市場動向

日経平均：26,427.65 ＋678.93(2.64%) 13日 15:15 大引
TOPIX：1,864.20 ＋35.02(1.91%) 13日 15:00 大引
NYダウ：32,196.66 ＋466.36(1.46%) 13日 17:50 終値
S&P500：4,023.89 ＋93.81(2.38%) 13日 17:50 終値
NASDAQ：11,805.002 ＋434.040(3.81%) 13日 16:00 終値
ビットコイン：￥3,884,639（2.75%）

１．タイガー・カブ牙が抜かれた状態に

タイガー系に牙をむいた人気ハイテク株、転落ではファンドを道連れに

【概要】
・タイガー・マネジメント出身のファンドマネジャーらを「タイガー・カブ（子虎）」と評される
・Netflix、Carvana、Shopifyなどの高値のテクノロジー株に投資資金を集中することで巨額を稼いだが、今年に入っての暴落を予見できず信頼暴落
　└ コールマン氏のタイガー・グローバル・マネジメント：４月までの年初来成績が-44％と、顧客は160億ドル（約２兆700億円）の損失
　└ ダン・サンドハイム氏のＤ１キャピタル・パートナーズ：最も人気が高いポートフォリオで-19％を記録

【要因】
・保有テクノロジー銘柄のえげつない暴落が要因

【今後】
・今回のハイテクバブル崩壊を予見していたトレーダー（マネー・ショート風）もいるのでしょうね。タイガー・カブに挽回の余地が果たしてあるのか

２．インド自らの小麦確保

インド、小麦輸出を即時停止－国内の食糧安全保障を優先

【概要】
・インド：小麦輸出を即時禁止
【要因】
・ロシアによるウクライナ侵攻で小麦供給が逼迫
【今後】
・記事にはいつまで輸出禁止とは記載が無かったものの、戦争が長期化していくことを想像するに、インフレ加速につながる事象と捉えられます
・世界人口が70億人から100億人弱に増加していく人口予想を後目に、食料供給は死活問題ですよね

３．時価総額世界一はOil会社のアラムコ

コラム：アラムコが時価総額世界一、ハイテク銘柄急落のおかげか

【概要】
・サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが、11日に時価総額が2兆4000億ドルに達し、Appleを抜いて世界一（同日のApple株は5％強下落）

【要因】
・石油銘柄の反発よりも、ハイテク銘柄の下落作用が大きい
　└ 10年前：1位Apple、2位エクソン（当時、エクソンの時価総額は約３９００億ドルで、現在より９％前後も大きい。）
　└ アラムコ上場は2019年。エクソン株の値動きを見ると、アラムコの企業価値は恐らく10年前とほとんど変化していない

【今後】
・アラムコ：ロシアのウクライナ侵攻は追い風になると見込まれる
　└ 欧州のエネルギー市場にあいた穴を埋める重要なプレーヤーのため

今日のおやつ

S&P500：年初以来ベースでみた際に際立つのは、エネルギー株で40%超えの数値を記録。一方でGAFAで行くと、FB（Meta）の下落が特にひどく40%マイナスを記録。バブル崩壊はまだまだ序章か。

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