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EU成長率4.0%→2.7%に下方修正

Good Morning!【今朝の3本+1】忙しい朝に読んでおきたい厳選ニュース。
EUは2022年の成長率予想を4.0%→2.7%に下方修正する一方、インフレ率を3.5%→6.1%でほぼ倍に見通しを引き上げましたね。

昨日の市場動向

日経平均:26,427.65 +678.93(2.64%) 13日 15:15 大引
TOPIX:1,864.20 +35.02(1.91%) 13日 15:00 大引
NYダウ:32,196.66 +466.36(1.46%) 13日 17:50 終値
S&P500:4,023.89 +93.81(2.38%) 13日 17:50 終値
NASDAQ:11,805.002 +434.040(3.81%) 13日 16:00 終値
ビットコイン:¥4,051,702(4.30%)

1.EU成長率4.0%→2.7%に下方修正

【概要】
・GDP成長率予想:22年2.7%、23年2.3%(従来予想は4%と2.7%)
・インフレ率予想:22年6.1%、23年2.7%(従来予想は3.5%と1.7%)
→2020年のリセッション規模には改めて驚かされますね。。

<GDP>

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<インフレ>

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【要因】
・ロシアウクライナ戦争、コロナ禍、サプライチェーンの混乱、資材高騰、中国のゼロコロナ政策など大きな要因が絡み合って、GDPの成長低下並びにインフレ率の上昇が引き起こされている

【今後】
・ロシアウクライナ戦争の長期化やサプライチェーンの混乱影響を鑑みると、今後2~3年はリセッションに陥るのも考えられるのではないでしょうか

2.ゴールドマン会長 リセッション予想

【概要】
・米ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン上級会長は、米経済がリセッションに陥る「リスクは極めて高い」とし、企業と消費者は備えを固めるべきだとの見解を示した。

【要因】
リセッションは「織り込まれていない」とし、回避するための「道は狭い」と指摘。その上で、米金融当局はインフレ抑制で「非常に強力な手段」を持っており、「うまく対応してきている」と述べた。

【今後】
・サプライチェーンのボトルネック改善や中国でのロックダウン(都市封鎖)緩和により、一部のインフレは「解消する」一方、エネルギー価格など高騰が根強く続くものもあるとの見方を示した。

3.中国、住宅ローン金利引き下げ

【概要】
・1軒目購入者の住宅ローン金利の下限は4.4%に引き下げ(従来の4.6%)
・中国の住宅市場は国内経済成長の重要な原動力だが、1年前から低調
 └ 住宅販売:2021年8月以降、毎月2桁減少。新築住宅価格も下落傾向
 └ ロックダウン影響:信頼の低下並びに住宅購入機会が限定的

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【要因】
・低迷する住宅市場をてこ入れして景気を浮揚させる狙い

【今後】
・ゴールドマンのエコノミストは、住宅ローン金利引き下げは「政策当局者が具体的な措置で不動産政策緩和を推進していることを示す大々的かつ明確なシグナルだ」とし、「今回の発表は正しい方向への一歩に見え、全国レベルの政策であることを踏まえると従来の自治体での緩和より重要だ。ただ、市場を安定させるには追加の支援策が必要だと考えられる」と指摘した。

今日のおやつ

日本における住宅ローン金利推移:変動金利で2.475%(後は民間企業各社が優遇して各個人に利率を設定する流れ)

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