何者でもないし、「あの人」になれない
昔から完璧主義者なところがある。こだわりを持ったことには全エネルギーを注いでしまうのだが、1日で成果が出るわけでもなく半端な成果物が山積みである。ある程度の完成度でないとお披露目することができない、そうして作りかけの動画、アプリ、書きかけの記事が大量に眠っている…。
作り始めた時点で最後までやりきれれば良いのだが、時間や体力の都合上むずかしい。
半端なものを出すくらいなら眠らせておこう、そうして私は発信者としての歩を進めることができていない。
驕り高ぶっている。
私が全力で書いた記事、作った動画に社会が評価を下すかどうかは別問題だ。
現代はノイズが多すぎる、いつもスマホの中の「あの人」を眺めては理想と現実のギャップに苦しんでいる。
本当は私にだって発信できること、救える人、役に立つ人がいるかもしれない。
今まで何度も、発信者になることを試みては顔も知らない第三者の攻撃によってその出鼻を挫かれてきた。
発信しなければ何者でもないし、「あの人」と認識してもらえない。
だから必死に考えた、今度こそ負けない、自分のどういう部分を発信しようか?
今の自分が心から語れることは何か?
私が無理なくできること、それは波乱に満ちた人生の中、乱高下する自分の感情と向き合ってきた経験、そこから培った価値観を発信していくことだった。
一部のSNSで、私の「語り」は一定の評価をいただいていた。
生意気ながらライブ配信もしていたことがある。
しかし、それらは全てやめた。
マネタイズという観点で言えば明らかに世の流れに逆行しているだろう。
しかし、多感な私にSNSはあまりにもノイズが多すぎたのだ。
今後はこのnoteとInstagram、この2つだけで発信を行っていく。
このブログでは、原点回帰して現代に生きる悩める若者の視点から、マーケティングや人生観など持論を展開していくスタイルを復活させる。
それが、私という人間が確かに存在した証になることを願っている。
今後の活動資金にさせていただきます!どうぞよろしくお願いします。