見出し画像

見えてる光景が違うと共感は生まれない

もう本当に雇用の時代じゃなくなってきたなーと
大手企業の、早期希望退職者の募集記事とか、副業OKの記事を眺めながら
しみじみ思う

終身雇用制度は、ある側面では
企業にとっても雇用される側にとっても
メリットが多かった

と同時に ある側面では
企業にとっても雇用される側にとっても
デメリットも多かったのだ

事実は事実でしかない
事実に意味を持たせるのは ひと

そして ひとは 
その時代背景で感じ方や考え方 価値観が変わるし 変える

今 時代背景が急激に変わり
それに伴う価値観も変わった結果

これまではメリットが多かった終身雇用制度が
一気にデメリットが多いものに変貌してしまった感がある

これから先の時代を眺めるたび

スタッフにも 
「会社は道具」「会社を道具として使い倒す方法」
なんてことを 少しづつ 伝えては

楽して稼ぐんだよ!
理想の働き方や会社に用意してほしい環境を 教えてね!
と聞いてもらい始めた

だけど なかなかピンとこないんだろうね
なんでかなーと ずーっと考えていて
昨日 知人と話していた時に
目からポロリと 鱗が落ちた


ああ そうか
見えている光景が違っていると
どうやったって 共感は生まれないんだ と

まずは 目指すべきゴールを一致させること

ここが曖昧だったり ズレがあったりすると
ゴールにたどり着くためのプロセスにも
共感が生まれるわけもない


てなわけで 仕事納めの機会に 聞いてもらうことにした

※会社の場合 この点では とてもシンプル
 働きに来ている目的のひとつは収入
 ってトコははっきりしているからね

 ゴールのひとつは “収入”に設定しておいて 間違いない
 そして 一番わかりやすい設定でもある

スタッフさんには
【今と同じ給与額を、より短時間・より楽しく・より楽に、得る!!】
これをゴールとして話を展開することにした


・来年の目標は、今より短い労働時間で、今と同額の給料を得ることです
・1日8時間就労を7時間に、週5日間勤務を4日に、を本気で目指して下さい

・これを実現するための方法は、私は〇〇だと思っています
・でも、違う方法でもいいです。方法は大切ではないです
・欲しいのは、目標達成という結果です
・皆でいろいろ考えて、試して、ゴールに向かいますからよろしく!

最後は「わーい!」って、皆が楽しそうに笑っていたのが印象的だった

だけど 実際のところ
今回は自社だったからシンプルだったけど
これ以外だと
なかなかにハードルは高いよね

見えてる光景が違うと共感は生まれない
でもその光景をすり合わせる方法を見つけるのは なかなかに難しい

そんなことを思った2020年仕事納めの日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?