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冷たいフルーツの癒し効果

今週も月曜から出張がスタート。

定宿のドーミーインPREMIUM博多キャナルシティには楽しみがある。部屋の冷蔵庫に用意されている小さい蓋付きのガラスの器に入ったウェルカムフルーツだ。

日本全国のドーミーを泊まり歩いているが、ウェルカムフルーツがあるのは、ここだけである。ヒンヤリした一口のフルーツは疲れを癒やしてくれて、気持ちをリフレッシュさせてくれる。そして、ちょっとリッチな気分にもさせてくれる。

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わざわざウェルカムフルーツを準備するのは経費も手間も大変なのでは?と思っていたが、良くよく考えてみたらこのサービスの為には、朝食のバイキング出す同じフルーツを必要想定数より少し多めに発注して、当日ブッキングされた部屋数分だけガラスの器に準備すれば良いだけである。わざわざ全く新しいことをするわけではないので、これは経費的にも労力的にも、なかなか効率の良いサービス開発ではないかと気がついた。オシャレな蓋付きのガラスの器もセリアあたりで手配できそうなので、こちらの経費もそこまでかかっていないだろう。

日持ちや在庫調整のしやすいお菓子や飲料ではなく、生物であるフルーツというところが、サービスの価値をグッと上げてくれる。

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ウェルカムフルーツのサービスはホームページなど事前情報として記載されておらず、初めて泊まった時は、想定外のサプライズでかなり感動した。そして、今ではこの珍しいフルーツのサービスがすっかり楽しみになっていて、少々価格は高くても定宿にするようになったのだ。

お客様の心を掴むファン作りには、ちょっとしたアイデアと実行、そして継続が大事なんだな…とヒンヤリとしたサクランボを口に入れながら改めて思った出張一日目の夜であった。



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