誕生

早いもので主人が旅立ちまして、8月21日をもちまして6ヶ月が過ぎました。
そして、8月は初盆供養を終えることが出来ました。
8月16日の大文字の送り火も京都ならではの行事ですね。
最近では京都まで中々出かけられず、テレビ中継を見ていました。
最後の５番目の鳥居は主人の地元になり、
若いころは送り火をつけに行くお手伝いをさせてもらっていたと言っていました。

いろんな事が最近は思い出されます。
懐かしい気持ちと寂しさを感じる日々です。

今月の９月は私の誕生月です（昨日8日が誕生日でした）。
ロスコさんから「生まれて来てくれてありがとう」と言っていただいた後に、
私の実母（現在103歳）に「生んでくれてありがとう」を伝えられた事を思い出しました。

しかし、私にも忘れられない親からの言葉がありました。
それは「あなたが男やったら良かったのに」と言われたことがありました。
４人兄姉の末っ子だったので、男一人女三人の中で、親としてはもう一人男がほしかっただけの一言だったと思いますが、私の心の中にはずっと残っていました。
今は親の気持ちを受け止めています。
ヘンリーのブログから答えを見つけました。
皆さんも読んでみてください。

皆さんは、何故生まれてきたのかを、考えた事ありますか。
この世に生を受けるとは、天文学的な縁が繋がったおかげなのです。
大災害、疫病やウイルスの害を、超えて生き残った遺伝子なのです。
貴方が生まれるためには、祖先の誰一人が欠けてもいけなかったのです。
しかし、ここで、絶対知っておかなくてはならないのは、親が未熟だったという事です。

親は、愛という名のもとに、子供に大変な事をしてきたのです。
未熟な親のちょっとした言葉や、顔つきが、その子の一生を変えてしまうのです。

「あんたなんか生まれてこなかった方がよかった」「あなたが男やったら良かったに」とか、何気なく言った言葉が、幼い子供の記憶として、ずっと残るのです。
それは、その親だけでなく、祖母、祖父、祖祖母・・・・・・と皆未熟だったのです。

我々の使命は、その未熟を熟成させて、終わらす事なのです。
相対の中で、相対を使って、体験して終わらすのです。

実は、人間は、親からもらった傷がないと生きていけなかったのです。
それをバネにして生きてきたのです。

傷を付けて、頑張ってきたのです。
それが無いと生きていけなかったのです。

劣等感、悲しみがあるから、ここにも来れたのです。
それが、判っていても消せなかったのです。
エゴが、そうさせないようにしてきたのです。
このエゴが無くなるのが、アセンションなのです。

人間最大の秘密は、未熟な親に作られた、コンプレックスに気づかなかった事なのです。
この自分のコンプレックスが、何故できたかを、理解したら全部終わるのです。

コンプレックスの正体をはっきり見るのです。
どうしてこんな感情が湧くのかを、知るのです。

未熟な母親が言った事で、傷ついて、人をネチネチやっつける。
人間は、ネチネチ責める事がないと、楽しくないのです。

しかし、人間のエゴは、高次元の知性には敵わないのです。
絶対平和は、自分の中のコンプレックスを終わらさないと、出来ないのです。

そして、このコンプレックスが何処から来たかを知って、その人を許すと終わるのです。
未熟な親を、熟成させて、終わるのです。

父母は、自分が選んだのです。
この当たり前の事を、人間は知らないのです。

コンプレックスの在る人は、答を聞いても、答と判らないのです。
この厄介な、人間のエゴを終わらすのです。

今ここを、味わう人間が、その世界を楽しめるのです。
今ここが、判る人間が、その存在で、人を引き付けるのです。

「未熟な親を熟成させる」　2008.6.14　ヘンリーのブログより

ミロスのお陰で真実を知り絶対大丈夫の世界で生きていける毎日です。
皆さんに守られている感じがして、今生きていることに感謝が溢れてきます。

好美