5003 　長所を伸ばしたら、短所も同じ様に伸びる。

私の子供の頃の話は、前回しました。
とにかく、あまり目立たない子供でした。
だから、何かサークル活動をしていても、あまり自分の意見は言わないほうでした。

ただ、今から振り返ると、喋るのは苦手だったのですが、こうして文章を書くのは、上手に出来たのです。

つまり、全てがバランスだったのです。
ロスコさんから聞いた中で、最初ショックを受けた事が在ります。
それは「長所」と書かれた一枚の紙を出された時のお話です。
その紙の裏には「短所」と書かれていたのです。

私は、それまで長所を伸ばすのが良いと思っていました。
短所を無くすのは、難しくても長所を伸ばす事は、出来そうと思っていたのです。

ところが、ロスコさんはその紙を出されて、長所を伸ばしたら、短所も同じ大きさだけ伸びるよと言われたのです。
正直、椅子から転げ落ちそうな感覚に成りました。

それくらい、「長所進展」と云う思いで生きて来たからなのです。
そして、これには理由があるのです。
私は、ロスコさんと出会う前、先生として仰いでいる方が居られたのです。

それが、船井幸雄さんです。
私は、船井先生には感謝しています。
船井先生を知ったのは、もう３０年近く前の事です。

先生は、その頃月に一回は、本を出されていました。
私は、それが楽しみで、殆ど毎回買っていたのです。
そして、その本の中に「長所進展の法則」と云う本が在って、これは凄いと思っていたのです。

こうして、船井先生とは、単なる読者から始まりました。
それがその後、個人的なお話も出来る様に成って、私の存在も知ってもらえる関係に成って行ったのです。

そして、ここからロスコさんとの出会いに繋がっていく事に成ったのです。
ただ、これは今から思うと必然的な出来事だったのです。
何故なら、ここに答が在ったのです。

要は、人間は生まれる前に、自分のストーリーを決めて来ているのです。
だから、登場人物は元々知ってた人なのです。
つまり、私は船井さんと出会って、ロスコさんと出会える事は、決めて来ていたのです。

ただ、こんな事は、当時解りませんでしたし、人との出会いの必然性の事に関してもあまり関心も在りませんでした。
でも、ミロスを知って解った事は、外側の出来事は内側の情報だったと云う事なのです。

と云う事は、自分の中のDNAに船井さんの情報、そしてロスコさんの事が書かれていたと云う事に成るのです。
そして、ミロスはそれを「記憶」と言っているのです。

ロスコさんから聞いた話で、特に印象深いフレーズが在ります。
それは、「人間は会った人にしか会えないし、行った所にしか行けない」と云う真理です。

つまり、ここに集まって、同時にこの「note」を読んでる人達は、一度どこかで出会ってると云う事なのです。

では、果たしてそれは「何時」の事か。
ここに秘密が在るのです。
そして、興味津々のお話なのです。

私が、ブログを５０００回も書けたのは、ロスコさんからこの情報を直接聞いていたので、そこへの興味が尽きなかったからなのです。
つまり、ここに集まった我々には共通の記憶が在るのです。

そして、貴方がこの話を聞きたいとしたら、又５０００回位読み続けないといけないのです。
それくらい、深くて分厚くて秘密のお話なのです。

（今日はここまで、又明日）

ロスコさんとの出会いは、船井先生との出会いから始まってはいるのです。しかし、実は船井先生は結局ロスコさんの事を知らないまま亡くなりました。
ロスコさんの情報は、船井先生から直接聞いたのではありません。

私は船井先生が主催されている「コスモスクラブ」と云う、先生の個人的な勉強会に入っていました。
そこで出会った、ある社長からロスコさんの存在を知ったのです。

そして、逆にロスコさんの事を船井先生に伝えようとしましたが、全く伝わりませんでした。
要は、ロスコさんと船井さんには共通の「記憶」が無かったので、会う事が出来なかったと云う事になるのです。

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