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ステッチ部 3月 活動期??

だんだん暖かくなってきましたね。
啓蟄ではないですが、2月はたくさん作りました。

2月はがんばりました。

2月は4つもできました。
理由は有給があったから。年に最低5日は有給を取らないといけないのですがすっかり忘れていて残り2.5日を約2週間で消化する必要があり、慌てて取ったので予定も立てられず、手芸の時間に当てました。

1つ目 クリーチャー爆誕。

予想通り、クリーチャーを生み出してしまいました……。

仲違いしてるわけではない

左はアヌビス、右は初登場のアメミット。
アメミットと言われても、なんだかわからないですよね。アメミットとは……

アメミット(アメミト、アミマッド、アムムト (Ammut)、アンムト(Ammut)、アーマーン、Ammit、Ahemaitとも)は、古代エジプトに伝わる幻獣の一種である。その名前は「貪り食うもの」を意味する。

冥界アアルの転生の事前の裁判にて、秤にかけられた真理の象徴マアトの羽根(真実の羽根)よりも重かった死者の心臓 (Ib) を貪り喰らう。喰われた魂は二度と転生できない。霊魂の不滅が信じられていた古代エジプトでは、それは永遠の破滅を意味していた。

頭は鰐、鬣と上半身が獅子、下半身は河馬のものになっている。

Wikipedia

ワニとライオンとカバのハイブリットか!
しかもその名前は「貪り食うもの」とか、恐ろしい。

死んだ後に、死者が捌きの場で自分の心臓と真実の羽を天秤にかけられ、羽より軽かったら再生、重かったらアメミットにその心臓を食べられてしまって、再生できないというわけですね。

エジプトの壁画にいる彼はお世辞にも可愛くはない。いくら死者を裁く時のメンバーとはいえ、なんでこれを刺繍しようかと思ったのか……。

ライオンといいながら、ヒョウっぽい模様があるヤツもいる。

でもできてしまったら仕方ない。意外とカラフルで可愛いじゃんとも思えてきました。

何回も言いますが、仲違いしてるわけではない

そして、いつもの抜きキャンバスでの苦労もありましたが、今回は気をつけていたので、なんとか抜けました。
とは言え、普通に引っ張るだけだと無理だったので濡らしてから抜く方法でチャレンジ。
濡らしたタオルを上から押し付けて、刺繍自体と抜きキャンバスを湿らせます。糸の色が変わるまで濡らしてOKです。

濡らしたところ

そうすると、するりと抜けます。普通に引っ張ると切れてしまう方はお試しください。
(それでもダメな時は下のように毛の生えた大聖堂が生まれます。)

今色々と話題の国にあるが、大聖堂に罪はない

2~4つ目 初挑戦のみつろうラップ

こちらは、みつろうラップです。
みつろうラップ、前から気にはなっていたけど手間を考えるとちょっとね〜と二の足を踏んでましたが、試しに作ってみました。
古代エジプト神3種類、アヌビス(山犬)・バステト(猫)・ホルス(鷹)です。

大きすぎて全体が入らない

みつろうラップ詳細
サイズ:だいたい30cm角
生地:シーチング生地
刺繍:56目/10cm 
糸:1本通し

拡大図も

実は、以前にも刺繍入りミツロウラップを作りましたが生地も厚いし、刺繍もモコモコで全体的に厚く固い仕上がりになってしまい、物を包んだ時にちゃんと閉じずに広がってしまったので、今回は薄めの生地に刺繍もモコらないようにしました!

みつろう ラップの作り方

① 段ボール等の厚紙の上にクッキングシートを敷いて、その上にラップにしたい生地を置く。

②みつろうを適量置く。後から追加できるので、ざっくりでOKです。
ちなみに、みつろうは100gで500円で購入しました。

ツブツブ恐怖症の固いがいたらごめんなさい

③上からクッキングペーパーを乗せる。
下に敷くのも上に乗せるのも、生地より大きくしましょう。

④アイロンをかける。中温〜高音で上から押さえつける感じでかけましょう。
じわーとみつろうが溶けていく感触が楽しいです。

じわ〜じわ〜

みつろうが行き渡らないところには、みつろうを追加してアイロンをすればOK。

真ん中がみつろう済、両サイドは未みつろう。

⑤乾いたら、できあがり!
みつろうを染み込ませた生地は、色が濃くなりますので、濃い色の刺繍糸ばかりだと、仕上がりが全体的に黒っぽくなります。

みつろうが溶ける感触が楽しかったのと、意外と簡単にできるのでこれからも刺繍みつろうラップ、ちょいちょい作っていこうと思います!

おまけ

チマチマと木目をかきこむ作業。

アンティーク調段ボール。
木目を描いてます。上から下に行くにつれ上達してる……。

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