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マイノリティ心得

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 Pixivに公開してきた小説以外の文章を、
 noteに移して行きます。

(文字数:約560文字)


 マイノリティには説明責任がある。

 マイノリティに生まれついた事を、
 嘆いたところで仕方がない。

 マイノリティ同士で不遇度合いを、
 競い合ったところで意味がない。

 所詮マイノリティに過ぎないものを、
 孤高であるかのように思い込もうとしたところで、
 格好良くはなれない。


 主張しなければならず、
 理解など得られずとも、
 存在は認識してもらわなくてはならない。


 アクが強くて嫌われる事もある。
 クセが強くて笑われる事もある。
 社会を恨む気にもなれば、
 我が身を呪う気にもなる。

 しかしながら敢えて言う。
 集団はもろい。

 より正確に言うならば、
 集団の中で得られる安心感は実にもろい。


 説明責任がある、
 という事は同時に、
 発言の機会が多く得られ、
 発言の資格を有する事でもある。

 社会の堅牢性を維持し、
 むしろ健全性を保つ人材でもある。
 存在くらいは認識されて然るべきだ。


 追記:
 もちろんどんな種類で誰に対していつ説明するかは
 それぞれの自由だけどな。
 説明無しに理解は得られんし認識もされんよって
 そんな話。

以上
ここまでを読んで下さり有難うございます。

ついでにこちらにも足を運んで頂けると、
より有難いです。


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