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『THE GREATEST SHOWMAN』

 たまらなく好きだというだけの話。


 先日BOOKOFFでサントラCDを見つけて、
 即購入しちまったよ。
 もちろんDVDも持っているんだが、
 中の何曲かが歌えたい。
 ぜひ歌えたい。
 レティはもちろんとして私は、
 バーナムにもフィリップにもなりたい。

 『THIS IS ME』があまりに有名になり過ぎて、
 若干鼻白むんだ。
 あれは泥水をすすりながら苔にしがみついてきた人間が、
 ようやく歌うだけの説得力を持てる歌だぞ。
 つまり私にもその資格がある。

 暗がりには慣れてるの
 「隠れてろ」って言われてた
 「お前なんかいらない」って

 恥じているように教えられた
 「逃げなさい」って言われてた
 「誰もお前を愛せない」って だけど

 もう叩き潰されやしない
 私でいられる場所に
 誇りを持つわ

 痛すぎる言葉で傷付けられたら
 涙の洪水で溺れさせてやる
 私は勇敢で
 傷だらけだけど
 ここに生きている
 これが私

 気をつけて 私が通るから
 鼓動に乗って突き進む
 怖れるもんか
 この姿を
 謝ったりしない
 これが私!

 私には愛される資格がある
 「価値が無い」わけないじゃない!

『THIS IS ME』のレティ部分を偏光訳


 もちろんタイトル曲
 『THE GREATEST SHOWMAN』も大好きなんだが、
 どうにか、
 たとえ私一人でも、
 ものにしたいのは『THE OTHER SIDE』

 逃げ出したくはないか?
 君に定められた役割から
 君が望む毎日を
 私は見せてやれるんだ
 別の世界に連れて行こう
 今のままでいるか
 私のようにいるか
 カゴの中に留まるか
 カゴのカギを手にするかだ
 君はもっと自由でいられる
 別の世界に行きさえすれば

『THE OTHER SIDE』を偏光訳

 ずっとフィリップ感覚で大好きな歌だったんだが、
 改めて聴き直すと私はどう考えてもバーナム側だな。
 ちょっとずつほだされていくフィリップが可愛すぎる。
 しかし怖いぜ実際一般道から逸れるのは。


 あと『REWRITE THE STARS』も、
 『TIGHTROPE』も好きなんだが、
 この辺はどうしようもなく愛の歌なので厳しいとして、

 『FROM NOW ON』をね。
 英語感覚で、つまり
 「家に帰ろう」じゃない感じに受け止めたいんだよね。

 「家」じゃねぇだろ「Home」は。
 「家」なんかずっと無かったし、
 「家」なんかに期待もしていない連中なんだから。

 さぁ誰もが 自分に戻ろう
 一人一人が 何度でも

 ここからは
 光に目を眩まされはしない
 ここからは
 明日を望んでばかりいない
 今からだ
 自分の心に聞かせよう
 讃歌のように響かせよう
 ここからだ
 ここからだって

『FROM NOW ON』を偏光訳


 映画が公開された2017年の時点では、
 こんな歌が作られるほど希望に満ち溢れていたんだぜ。
 だけどまさしく「FROM NOW ON」だろ。


1月18日 8時頃:
 訳部分をより意訳気味に修正

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