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八田幸雄『秘密経典 理趣経』

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 Pixivで公開してきた小説以外の文章を、
 noteに移して行きます。

(文字数:約1300文字)


  『秘密経典 理趣経』
   八田幸雄著
   1982年初版 株式会社平河出版社


 いや分かんないよ。
 まださっぱり。
 あと数回は読み返して書き写してみるつもりだよ。

 でも何か「秘密経典」って、
 響きがゾクゾクワクワクするじゃない♪

 理趣経、
 って名前自体聞いた事ある人も、
 そんなにいないと思うけど、

 高野山系の真言宗では常用経典、
 要は法事があれば大抵唱えるお経、
 になっているらしく、

 義父の四十九日に、
 一周忌と、
 それぞれ小一時間かけて拝聴したものの、

 事前にどんなお経かだけでも、
 ざっくり教えてくれないかなー、

 と慣れない正座に足を痺れさせながら、
 思っていたのも事実。

 読経後のお食事時に、
 「理趣経」
 という名前くらいは教えてもらえたものの、
 内容に関してはいやそれは、
 本来戒名を授かった方にしか教えられないもので、
 つまり本日法要の故人のために唱えたものですよ、
 在家の皆さんは内容まで、
 気にされなくともよろしいですよと、

 いやんそんなの。
 私の好奇心向学心をなめるなよぉ♪

 と、
 せっかくなので結構気合いの入った学術書を購入した。

 なので一回読み通したくらいでは、
 ぼんやりした雰囲気みたいなもんくらいしか、
 分かりませぬ(ノ_<。)。

 それでもなんとなく理解したところを言うと、

  1、間違った解釈が広まっちゃって一時期大迷惑。
    なので研究は自由だけど間違った事書かないでね、
    ってえらいことプレッシャー加えられてる。

  2、現世で俗世にいる時から有益な経典だよ、
    って言ってくれてるから個人的には、
    現世を終えてようやく聴かされるもので
    ありたくはないなぁ。

  3、超ざっくりめにお経に書かれた状況を言うと、
    お釈迦様がたくさんの菩薩に囲まれて、
    その中でも特に八体の菩薩に教えを説かれて、
    まずは八菩薩がそれぞれのやり方で、
    教えを理解しました、

    ってのが中盤までの流れで、

    タイムリーに私の頭は今若干腐っているので、
    「この八菩薩、
     八犬士@南総里見八犬伝で言うなら誰だろう?」
    というたわけた読み方をしてしまっている。

    でも馬琴先生そうした要素を
    持たせていない事もないよね。

  4、もうちょっと踏み込んでまとめたくもあったけど、
    表現を間違えちゃいけない気もするから、
    要するにこの世の全ては「空」だよと、

    ただこのお経を理解していく事で、
    より確信を持って力強く、
    もしかしたら喜びと共に「空」だと思えるよと。

 んだからもうちょっと読み込んで、
 もうちょっと理解したいなー、
 と今思ってるとこ。

 頭いっぱいで今軽めに痛い。


2024年1月30日現在:
 読み返し切れていませんので、
 この記事は無料マガジン「読書記録」に所蔵します。

 多分今後読み返したとしても、
 感想を書いて良い系統の書物じゃない。

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