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私たちがイメージしている世界って? ロゴスvs.ピュシス

ロゴス vs.  ピュシス
ピュシスの全体像は、ロゴスの枠組みからこぼれやすい。なぜならロゴスは、人間の脳が、世界を切り取り、線分を引き、論理を抽出して、都合よく構築した、整った人工物だからである。

「生命海流GALAPAGOS」福岡伸一より

私は、最近web3と言われる、いくつかの新しい技術の融合で生まれる、メタバースの世界が、今イメージされている以上の高解像度で、「もう一つの地球」レベルで新な世界が立ち現れた時、一体人間の脳はどのように感じ取るのだろうと想像しようとしてしまう。

人間の目や耳から得られる情報のみで、「構築されたイメージ」としての世界に住んでいる私たち。福岡伸一氏が言う通り、私たちがイメージしている世界は、「線分を引き、論理を抽出して、都合よく構築した、整った人工物」なのだ。

そう、福岡伸一氏のこの文章だと、私たちは、脳内に生成された「人工物」の中に住んでいるということ。
ならば、もっと進化したweb3の技術が見せてくれる世界は、もっと高解像度で、今よりも、もっと「ピュシス」に近づくということ?
どんどん、空想のような、妄想のような……、でも今より真実に近いものに近寄っているような気分になる……。面白すぎる!



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