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理系と文系 AIの出現で変化するのかな。
先日、堀江さんのTwitter(いや今はXでした)で「理系と文系を分けたってしょうがないだろう」というのがポストされていて、少し面白い議論だし、以前読んでいたこの本を紹介したくなりました。
この本は、以前から理系・文系が分かれているのが不思議だった私が偶然みつけて少し読んでいたものです。
面白いのは、世界的に、歴史的に遡ってこの問題を詳しく調べられたもので「理系・文系」の歴史、経緯、そして問題点が述べられています。
理系・文系に分けている歴史的な必然性のようなものがあるのですが、今ではその弊害が大きくなっていることも確かで見直しの動きも当然起きています。
理系・文系と分かれてしまったがゆえに「資金」や「人」が固定化されている?この視点は、なるほどと思いました。
また「理系に進学する女性が少ないなど、ジェンダーとの関連で語られることもあるこの問題」との指摘。これも本当にそうだと思いました。
ところで文系の大学を卒業した人の就職先、職業とはどのようなものが多いのか調べてみました。
「司法試験は、文系の国家試験の中でも最難関クラスの試験です」というのを見つけました。
就職先も、人気がある?ところてしては、マスコミ、商社、広告、出版・・・、と当然あらゆる分野や産業です。
では、「理系と文系は別なもので、分ける必要がある」という根拠は何?
これに関しては、私は明確に「これこれこういう理由で」というものにまだ出会っていません。なのでそっちの意見はよく解らないのです。
先のnoteで私は「SFプロトタイピング」が、技術の進化の速い現在、未来を想像するのに大切な手法であることを知り、その手法を使ってこれから起きるかもしれない社会問題を多くの人たちと共有するために活用しようとしていることを書きました。
AIの出現により、過去の知識や情報は「いつでも、誰でも」活用できる時代が来ています。そしてこれから起きる問題に対処しなければいけない司法などでは、社会に大きな影響を与える科学の知識は必要不可欠です。
大学入試での時点で「理系・文系を分ける」としても、これからの時代はとくに変化が激しいから、常に自分の好奇心のあるものだけでも学び続けることが大切なのだと思うようになりました。
今までの学びのイメージとは全く違う方法で、若い人たちが自分に合った学びを「いつでも、誰でも受けられる社会」が技術的にも可能となってきているようです。
ChatGPTに解説してもらったのですが・・・、
Q:
教育システムの専門家、また社会学、経済学の観点から、次の問題について解説してください。
#大学入学時に、理系、文系と専門が分かれてしまうという文化が、日本だけではなく世界的にも見られるのですが、その課題などは何かありますか。
大学入学時に専攻を選択するというシステムは、多くの国で見られるものです。これは伝統的な教育の枠組みに基づいており、学生が特定の分野での深い知識や技能を獲得するためのものと考えられています。しかし、このような分類にはいくつかの課題や批判が存在します。以下に、教育システムの専門家、社会学、経済学の観点から主な課題を挙げます。
1. **柔軟性の欠如**:
初めから特定の専攻を選択するシステムは、学生が自分の興味や能力を完全に理解していることを前提としています。しかし、多くの学生が入学当初は自分の適性や興味を完全には把握していないため、適切な選択をするのが難しい場合がある。
2. **異なる分野との連携の困難**:
現代の問題は多分野間での連携が必要とされることが多い。例えば、バイオテクノロジーは生物学、化学、情報科学など、さまざまな分野の知識が必要です。専門分野が早い段階で固定されると、異なる分野の知識を統合するのが難しくなる可能性がある。
3. **キャリアの多様性の制限**:
社会や経済の変化に伴い、新しい職業やキャリアが生まれることが多い。早い段階で専門分野を固定することは、学生がこれらの新しいキャリアを選択するチャンスを失う可能性がある。
4. **学際的な思考の制限**:
異なる分野の知識や考え方を組み合わせることで、新しい発見やアイディアが生まれることが多い。専門分野に早くから縛られると、このような学際的な思考が制限される可能性がある。
5. **社会のニーズとのミスマッチ**:
社会の変化や産業の変動により、一部の専門分野の需要が増える一方で、他の分野の需要が減少することがあります。教育システムがこれらの変化に迅速に対応できない場合、学生が将来のキャリアに不利益を被るリスクが高まります。
このような課題に対応するために、多くの国や大学では学際的なカリキュラムの導入や、専攻選択の時期を遅らせるといった取り組みが行われています。
Q:
理系、文系と分かれていることが、ジェンダーの視点から、女性が文系、男性が理系という傾向がみられるようです。このことに関して社会的に問題となることはありますか。
理系・文系の分類とジェンダーの間に見られる傾向については、確かに一部の国や文化で、男性が理系、女性が文系に進む傾向がみられることがあります。この傾向には社会的、文化的な背景があると考えられており、このようなステレオタイプや傾向がもたらす問題について以下に述べます。
1. **キャリアの選択肢の制限**:
女性が文系、男性が理系というステレオタイプが存在すると、ジェンダーに基づいてキャリアの選択肢が制限される可能性がある。特にSTEM(科学、技術、工学、数学)分野では女性の参加が少ないという問題が指摘されています。
2. **能力の見落とし**:
女性は理系の能力が低いというステレオタイプが存在する場合、彼女たちの能力が適切に評価されないことがある。これは学業、職業における成果や進展を妨げる要因となり得ます。
3. **経済的問題**:
STEM分野の職種は、多くの場合、良好な給与やキャリアの進展の機会を提供しています。女性がこれらの分野から疎外されると、経済的な格差や機会の不均等が生じる可能性がある。
4. **イノベーションの制限**:
研究や開発の現場における多様性は、新しい視点やアイディアをもたらすと考えられています。ジェンダーに基づく偏見や制約により、この多様性が制限されると、イノベーションが阻害される可能性がある。
5. **ジェンダーの役割と期待値の固定**:
このようなステレオタイプが存在することで、社会的なジェンダーの役割や期待値が強化され、個人の自由な選択や自己表現が制限される可能性がある。
これらの問題への対応として、STEM分野における女性の参加を促進するプログラムやイニシアティブが多くの国で実施されています。教育機関や企業も、ジェンダーに基づく偏見や差別を減少させるための取り組みを進めているところが増えてきています。
どうでしょう。本の内容とも合っているように思えます。
今週の「変革への道」Podcast。
日本円に紐づいたステーブルコインが開発されています。
先日TVでも紹介されているのを見ました。
web3関連、ブロックチェーン関連などの最近の様々な動きが紹介、解説されています。
ひみつの「あいことば」を入力すればNFTがもらえるようにもなりました。
皆さん是非!
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