Apple Watchでちょっとだけ行動を変える話
Apple Watchを購入して1か月が過ぎました。
いろいろな機能のあるApple Watchですが、私の行動を一番変えているのはアクティビティの「スタンド」。これは1時間に1度、1分以上立ち上がって動くことを促したり記録するという、とても地味な機能です。
簡単なことでも習慣を作るのは難しい
座りっぱなしは身体によくない、ということはずいぶん前から知ってはいたし、1時間に1度立つことなんてその気があればいつからでもできる、とても簡単なこと。腕時計の助けを借りるまでもない話で。
でも実際のところ、なんとなく気を付けて立ち上がるようにしようとなーという気持ちはあっても、やらなかったところで日々に明確な不便があるわけでもなく、まぁ1年に1回思い出すか思い出さないかという感じで、習慣にすることができないまま軽く10年は経ったよね。
簡単なことなのに。
そこでApple Watchですよ。
1時間座りっぱなしでいるとApple Watchが「そろそろ立ったほうがいいですよ」と軽く手首を叩いてくれます。立ち上がって動くこと自体は大したことではないので、「そういえば動かなきゃな」と毎時思い出しさえすれば、1時間に1度立ち上がるということが簡単に実行することができるという…。それだけのことで。
あ、毎時Apple Watchがつついてくる…といっても、もちろん寝てる間はそっとしておいてくれます。睡眠は大事。
1日のゴールを決め、達成したくなる仕掛け
Apple Watchではスタンドを1日に何回実行するかの目標を設定できます。
デフォルトは12回だったかな?睡眠に6時間使うとすると残18時間、その中で12回立ち上がれば達成となるわけです。
進捗状態はリングが表現され、これは上の写真のようにApple Watchの文字盤に常時表示したり、iPhoneのホームに表示することで簡単に確認することができます。青い弧がスタンドの進捗を表しています。
このリング表現がなかなか良くて、毎日ちゃんとゴールを達成して閉じたくなる。
iPhoneのアクティビティアプリ
さらにリングを閉じるとApple Watchが褒めてくれたりバッジをくれたりする。少し嬉しい。
1日1日を積み重ねていくと、さらに連続○日などのバッジもいろいろ用意されているので、そういうのもモチベーションにできたりします。
完璧な1週間(スタンド)
1週間を通して、毎日スタンドゴールを達成したので、このバッジを獲得しました。
リングフィットと同じように、何重にも行動したくなる仕掛けがあるのが好きです。報酬がないなら作り出せばイイじゃない。的な。
意思をコントロールされるような気持ち悪さを感じる人もいるかもだけど、それが自分の望む方向と一致しているなら、その風に乗った方が効率的だと思うんだ。うまく騙される…というかね。怠惰なので。
行動数や種類を増やす
立ち上がっただけだとApple Watchは「スタンドした」と認めてくれないので、多少動かなくてはなりません。
飲み物補充に行ったり、関係部署に顔出しに行ったり。
家だと片付けや掃除、リングフィットとか、親の様子見に行ったりね。
座りっぱなしでいるより、いろいろとうまく回る気がする。
会社でも家でも座ったら座りっぱなしになりがちだったので、健康面だけでなく、行動の数や種類が増やせているのが生活にプラスになる。それがとてもいいなぁと思うのです。
Apple Watch - リングを完成させよう - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/watch/close-your-rings/
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