OSインストールに失敗するMacMiniをあれこれしたログ

同様の現象に遭遇した方がいるかもしれませんので、ひとまず残しておこうかと。

対象機種:MacMini Late 2014
ヤフオクにて「OSのインストールに失敗します」との出品があり、何となく気になったので確保してみました。その時は「あーどうせインターネットリカバリーに失敗するとかそんなやつやろな」と割と軽く考えていたのですが…。

現物が到着してまずはハード周りを目視で確認、とりあえずパーツの不足・破損はなさそう。
メモリ8GB・HDD1TB搭載モデルで、ストレージが遅そうな以外はそこそこ実用スペックではあります。

ということでぽちっと起動…んん??なんかsyslogっぽいのが表示されるぞ…?
MacはOSが入っていないと「?」付きフォルダーマークが表示されるのですが、それも出ず。
ならば、ということでUSBメモリからMontereyのインストールを試みます…が、初期インストールの再起動後にファームウェアエラーで先へ進めず。
どうにも埒が明かなそうなので、ひとまずこれ入れてみるか…というわけでUbuntu22.04LTSをインストール。これは上手くいきました。
lshwしてみてシリアル等も含めHW情報が取得できることを確認。
(なお、Windows10もインストールを試みましたが失敗でした)
これはファーム破損かなあ。

このままUbunti機として使うのもアリかな…と思ってしばらく放置していましたが、1つ試してみたいことを思いついたので早速実行。
(1)まずは別のMac(例の16GB版MacMini2014)に手持ちのSSDを外付けで接続、こちらへMojaveをインストール。
(2)そのSSDを件のMacMiniへ接続し、ここからMojaveを起動。
(3)MontereyのUSBメモリを刺し、Mojave環境からHDDへインストール。

…HDDのため結構待たされましたが、これで無事Montereyのインストールに成功、起動も確認できました。

(追記)
ものは試しとMontereyを再度クリーンインストールしてみたところ、あっさり成功。最初のインストールでファームが復活したのかもしれません。

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