8.乳がん宣告

4月30日、今日は結果を聞く日。

今日は、主人が休みが取れなかったので、一人で来た。受付をして40分くらい待つ。
先生に呼ばれ、診察室に入り説明を受ける。


第一声は、
「やっぱり良くない方が出ました」と。

「乳がんです」

良性だと言われていた腫瘍も、悪性だったとの事。

「細胞診は誤差が多いんです、サンプルが少ないので。今回は組織をたくさん取って顕微鏡でちゃんと調べたんで」
「U先生(ココを紹介してくれた先生)がおっしゃっていた通り、やはり怪しいと言ってた所が…」

あーーーー、やっぱりそうかー。


ガーーーン!!!ってなるかなと思ったけど(がんだけに)、普通に受け止めることが出来た。

まぁ事前にあれだけ言われてたら。
それなりに覚悟も出来ているというか。
なったもんは仕方ない。
次へ進むだけだ。

今後の予定を少し話す。
今日できる検査を少しして、予約がいる検査を後日…でもあんまり早いと良くないし、と19日を提案される。

えっ、水曜日…

2012年から、主人の父親を介護中なのだが、デイサービスに週一で行くのがやっとで、予定が狂うとまた行かないと言い出しかねない。
そのデイサービスに行く日は、父の見送りをしないといけないので、水曜日はちょっと困ったなと思っていると、先生が、
「水曜日はこういう説明をする日なんです」と。
仕方ない。
「じゃあなんとかします」と言うと
「でも僕の17日の予定も埋まりつつありますので、分散という意味で別の日でも構いません。月曜と木曜どちらが良いですか?」
という提案が!
じゃあヘルパーさんが入ってくれる月曜日で!とうことで、17日に決定した。


その日に、検査をして、その後手術や入院の説明をするそうだ。
手術は立て込んでいて、6月の終わり頃になりそうだと先生。
うわー、先の話だな。
そしてたくさん同じような患者さんが居るんだな、と思うと、ちょっと安心した。

ちなみにその間に、じゃんじゃん進んでしまうことなんてないんだろうか。
「ふふ、ないですよ、じゃんじゃん進みません」
先生は落ち着いていて、寡黙な感じだが、意外とユーモラスな話し方をする。

ついでに聞いてみる。
ちなみに、このがんは、いつ頃私の中に出来たものなんだろうかと。
「がんの元自体はね、10年以上前ですよ」

えっっっっっ?!
まさかの、次男(9歳)より付き合い長いの?!

衝撃の事実だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?