曖昧さに耐えられるか【読解力】
文章を読むのはお好きですか?
嫌いだよバーカと思ったそこのあなた!
なぜあなたは文章が読めないのか考えたことありますかね
例えば英語長文を読むと、(特に評論)初めの方だけでは何を言っているのか分かりにくいです。
日本語の評論文も、最初の段落だけで主題や主張を掴み切るのは至難です。
そのため文章を読み慣れていない人は一部でもわからないと匙を投げてしまいます。
導入から完璧に読めると思っているからです。
実際はそんなことなく、後の具体例や他との対比などで「あぁ、さっき言ってたのはこの話だったのね」となっていくのが普通です。
長文を読めない人は分からないところを分からないまま一旦置いておくのが出来ず、そこで止まってしまうことが多いです。
もしくは分からないことに直面したくないからそもそも挑まないという選択肢に出ることも。
あなたはいかがでしょう?
この、文章の言わんとすることを「他の部分を加味して」掴み取る
この行為をまさに読解と呼ぶのではないでしょうか?
読解力というのはなにも筆者の気持ちをズバリ当てる占い師のような力じゃありません。
広く目を向けて、要点を掴む力。
それこそ読解の本質ではないでしょうか
この分からないことを一度置いておく行為、つまり「曖昧さに耐える」ことができると
すぐに理解できる部分しか見ようとしない人と比べて随分と差がつきます
今すぐに理解できなくても焦らない、そんな落ち着いた学びをしたいものですね
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