日本で漫画が栄えた理由
日本の漫画、今や世界的にも評価されて、国内外にファンが多くいます。
アメコミと比べて日本の漫画の市場は10倍とも言われています。
なぜ日本でこれほどまでに漫画が発達したのでしょうか…?
その秘密は、漢字とひらがなの組み合わせにあります
文字には大きく分けて2つあります。
・表意文字
・表音文字
の2つです。前者は漢字など、意味を持つ文字。後者はひらがな、アルファベットなど音しか持たない文字。
日本語はこれら2つをあわせ持つ、ハイブリッド型言語なんですね。
ではこれと漫画に何の関係があるのか。
表意文字と表音文字を併せ持つ我々は、音と絵を同時認識する力が強いといえないでしょうか
ひらがなカタカナは音のイメージが強く、漢字はその形のイメージがつよい。
これらを日常的に使う我々は、表音・表意文字片方しか持たない言語を話す人に比べ絵を見ながら音を想像する能力が高いと考えられませんか。
つまりこれ、漫画を読む時やっていることです。
日本で漫画が発達したのは起こるべくして起こったことではないでしょうか。
小学校で漢字の練習を泣きながらやった日々。思い返せばやっておいてよかったなと思います。
あの練習のおかげで漫画が読めるようになったのかな。
まあ僕は泣いてませんけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?