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中年女の雑記 子どもたちに自作の劇やダンスをさせがち(代表作『カレーがおいしいインド…

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中年女の雑記 子どもたちに自作の劇やダンスをさせがち(代表作『カレーがおいしいインドのおどり』) 153cm.79生.和歌山 森|古本屋|喫茶店| 本|映画|ラジオ|ポッドキャスト|しまおまほさん 熊楠|教育|ジェンダー|ルッキズム

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  • 本と。

    中年女の読書日記。 本にまつわるあれこれ。 #読書bobiroku

  • 作家たちのお話会

    こんな山の上で暮らしていても、オンラインで作家さんたちのお話を聴ける時代だ。すごいことだ。 毎日聴きたいトークイベントが開催されている。ちょっと減らしてほしい。

  • ウイルス日記

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「あなたの燃える左手で」とおやつ屋Fikaのクッキー

2024年6月24日雨 仕事で子どもたちと歩いて郊外学習へ行く。 男の子が歌うようにふわっとわたしの左手を握り、しばらくそのまま歩く。ほえ、と手をつないでいることに気づき可愛く照れ笑いし、手を離した。 帰り道は女の子がわたしの左手を強く握ってきた。ぎゅっとしてはゆるめ、を繰り返しながら歩いた。 わたしは、わたしの左手はふたりの手の感触をいつか思い出すことがあるだろうか。 冒頭、一体これは誰の声なのか。 まさに今毎日ニュースで耳にする国に着地する。自爆を望んでるわたしが爆

    • やっぱり 中上健次だね

      「やっぱり 中上健次だね」 新宮市の丹鶴ホールで開催された黒田征太郎さんと中上紀さんのトークイベントに行く。 このイベントのことは、偶然知った。 先月アサエちゃんと西村伊作記念館に行ったとき、そこに置いていたチラシで知った。新宮には滅多に行かない。西村伊作記念館も目掛けて行ったわけではなく、お茶をしたあとぶらぶらと、そういやこの辺歩いたことないねえ、へえ面白い、とただ歩いていたら、何だあの建物は!西村伊作記念館ちゃう?とふたりでキャンとなって入ったのだった(入った後はトキメ

      • #へも日記 特別編 ウイルス日記①

        一日につき一日ずつお読みください。 一日(日) 元旦 うっすら曇り  除夜の鐘もならさず、真夜中の初詣にも行かず、真矢さんも起きてこず、いつもの朝である。  真矢さんは雑煮はすまし派だと知りつつも、だからこれまで毎年すましを作っていたけれども、今年はなんとなく実家同様白味噌で作る。真矢、お椀を持った瞬間無言でものすごく嫌そうな顔をする。腹立つ腹立つ腹立つ、と言うとさらにむすっとする。機嫌がよかろが悪かろが新しい年を迎えようが迎えまいが私たちは会話のない夫婦であり、白味噌

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