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2回目のMRI

大晦日、日曜日だというのに朝早くからMRIの検査に行ってきた。今日は2回目。少し慣れがあったので、閉じ込められ感はそれほどなく、途中で外に抜け出したいような気持にはならなかった。耳栓はなんの足しにもならなかったが、そのうるさい音をそのまま受け入れることができた。

1回目のMRIは日本でだった。大きな音の中に30分ほど包まれる。首が固定され、ひどく痛かったのを覚えている。大きな音を少しでも紛らわすかのように音楽が流れていた。『途中で地震がおこったらどうなるんだろうか?』と、変なことばかり考えてしまった。呼吸がしにくいようにも思えた長い30分だった。

人は慣れる生き物らしい。

痛みもある程度なれるのだろうか? 
それとも意識を別のところに持っていくことができるのだろうか?

痛みのスケールを10として10が最大、0がなしだとすると、1回目の時はスケールが10だとしても、私には12ぐらいに思えた。どんな体勢をとっても痛くて、寝ることができなかったのを覚えている。

そのすごい痛みの後は、とても痛くても痛みは8ぐらいが最強だった。

医学の事はわからないことだらけだけど、私たちの生活の助けになっていることは確か。MRIの機械は1970年代後半からあったらしい。いつか音があんなに大きく出ない機械にできないだろうか?
このような願望はわたしだけ?



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