脳性麻痺。学校生活を送る。虐めにあって想うこと。

 脳性麻痺で左片麻痺がある。養護学校に行くほど知的障害はない。だから公立小学校に入学した。特別支援学級ではなく普通学級。これが苦難のはじまり。
子供は残酷である。思ったことを素直に口にする。「歩き方変やな」「何で手が動かへんの?」うまく聞き流すことも言い返すもできず、人と距離を置くようになった。嫌なことを言われないように人の顔色を伺うようになった。
 

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