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市民講座が終わって1年後
個人的に、辰巳渚さんの「家事塾」に通い始めた
子どもを幼稚園に預けてから
品川の会議室へ

一緒に学ぶ仲間は10人くらい

家事のノウハウを学ぶのではなく
哲学的な内容だった

印象的だった話は、例えば
ランドセルを居間に置く子どもに
とてもイライラする、
注意しても自分の部屋に持っていかない

こんな場合、そこを置き場にすることも
視野にいれて検討してみる、とか

こうするべきというより
みんなが快適な流れ、循環を作る

いまでこそ、そのような考えは
当たり前に浸透しているかもしれないが
当時としては、家事を学ぶ、家事を語るという場は
そんなに、なかったのではないか?

家のコトは、生きることそのもの
辰巳先生がずっとおっしゃっていたこと
いまも家のコトが好きな私

講座が終わり、
家事セラピスト2級という資格をもらった
他の仲間のほとんどは、
1級をとるための講座に進んだが
私は進まなかった

理由の1つ目は、
私は、人に教えることは考えていなかったから
2つ目の理由は、
講座の後半に、東日本大震災が起こり、
もう一度、健康の大切さが身に染みて、
マクロビオティックを独学ではなく
きちんと習いに行こうと思ったから

それから、時は流れ、7年後
辰巳渚さんの死去のニュースを知った
とてもびっくりした
享年53歳
軽井沢でのバイク事故・・・

お葬式に参列した
真っ赤な薔薇で彩られた斎場
みんなで別れを惜しんだ

とても残念

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