SNSがくれた、小さな親孝行。vol.39 寺田ユースケ
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こんばんは!
寺田ユースケです!!!
暖かくなったと思えば、僕の心もポカポカになりました。
今日はエッセイではなく、ブログ記事です!
ドラマのような本当な話が今日のお昼に起こったんです!
まだまだ日本中に僕の声が届いているって訳ではないけれど、
少なくとも手の届く範囲で、コツコツと誰かに想いを届ける活動をしてきて良かったなと思っております。
SNSがくれた、小さな親孝行。ってお話です。
僕は、生まれつきの脳性マヒという障害で、足を引きづりながら歩いていた10代はネガティブな少年でした。
でも大学在学中の20歳の時に車イスに乗って超ポジティブになり、障がい者雇用で大手企業に就職して欲しいと思っていた家族の反対を押し切り、イギリス単身留学→車イス芸人→車イスホスト→車イスヒッチハイカーという道を進んできました。
僕は、家族が大好きで、家族も僕が大好き(たぶん!そうであって欲しい!間違いない!)なので喧嘩であったりそういった類なことは一切ありません。
家族とはこうやってエッセイ集を作ってみたりと仲良しなのですが、
これと言って親孝行がまだまだ出来ておらずでした。
ピコン!
今日のお昼に、知らない40代くらいの女性からFacebookにメッセージが。
読んでみると、、、
「はじめまして。〇〇と申します。突然のメッセージですが、寺田さんのお母様の事でお聞きしたい事があり、連絡させて頂きました。」
「人違いであったら申し訳ないのですが、お母様のお名前は、テラダキョウコさんではないでしょうか。」
そしてこの写真がともに送られてきました。
僕の誕生日も一緒で、間違いなく母の筆跡でした。
どうやら当時27才の母が、誰かにとてもお世話になっていたということ。
そしてこんなメッセージが。
「わたしの母は、昔東京でスナックをやっておりました。その頃、キョウコさんは学生さんで、母は実の娘であるわたしよりも、キョウコさんを可愛いがっていたのを記憶しております。」
「母が癌になり余命2ヶ月と宣告され、母の荷物を整理しているとこの手紙が出てきました。」
「Facebookで、お母様の名前で検索しても沢山の人が出て来てしまい、もしかして息子さんの名前なら!と思い検索してみました。」
「生まれた頃の年数や、出身地など、当てはまることが多く、連絡してみました。」
「母は声も出ない状態ですが、キョウコさんの元気な声が聞けたらどんなに嬉しいかと思い、連絡してみました。」
「人違いでしたら本当にすみません。」
メッセージをみてすぐに母に電話。
最初は状況を飲み込めていなかった母も、
すぐに当時の状況を僕に話してくれて、
間違いなく探しているキョウコさんは、僕の母でした。
すぐに電話番号を伝え、ふたりを繋げました。
すると年賀状のやり取りはしていたそうですが、
しばらく連絡が取れていなかったようで、(10年以上?)
母はものすごく感動していました。
「SNSが有難いものだと心から思ったよ。ありがとう。」
と母ニッコリ。
今回、娘さんは僕の名前をSNSで検索してくれ、
僕が活動していたからこそプロフィールから出身地などの情報を見つけてくれて、メッセージをくれました。
これといった親孝行はまだ出来ていないけれど、
今回の件で少しは僕の活動にも意味があるんだなと
昼間からうるっとしました。
SNSがくれた、小さな親孝行。
ですね。
よーし!!!!!
もっともっともっと頑張るぞ〜!!!!!!!!
みなさん、いつも応援ありがとうございます!!!!
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