見出し画像

環境に適応するのが上手すぎる


 僕が勝手にブラックだブラックだと愚痴り続けてた我社だが、実は4月くらいから在宅勤務が開始されていたのである。週2日程度だけど。少しだけ良心残っている悲しきモンスターみたいな対応。
 まあ、流石にその頃は世間様も全国民に「戸も窓も閉めて陽の光を浴びずに暗がりで生きろ」みたいな雰囲気あったし、流石のブラック弊社も在宅勤務がスタートしたっちゅうわけですわ。というかそもそも取引先が感染爆発震源地からの来客を嫌がるしね。
 ただ結局在宅勤務したのは僕が所属する支店のみです。全部で20支店くらいあるが実施はたった一つよ。流石は飼いならされた犬たちだ! そのまましっぽを振り続けるがいいさ!
 逆に在宅できた我が支店は何者なんだってことだが、とどのつまりネット系を担当してる支店なので特に何も準備せずともPCありゃ家でも仕事ができる環境がすでにあったとういうだけの話なのだ。あと上司に小さい子供がいるので家から離れるのがだるいってのもあるんだろうが、そういういい感じの条件がうっすらあったので在宅勤務を実施してるのが真実である。
 
 ただ、在宅勤務ってめちゃくちゃサボるわ俺。もうすごい勢いで仕事しない。終業時に日報さえ出せば後はフリーなのでもう自由自在よ。
 とりあえず朝、始業時間頃には起きておいて会社携帯を近くに置いて二度寝。12時くらいまでは布団で携帯いじったり寝直したりでゴロゴロ。
 仕方無しに昼飯食ってそろそろ着替えるかー、で着替え。PCの前に座るが仕事するかと言えばまあほぼしない。Youtubeとか漁る。
 15時位にようやくポチポチと何か痕跡でも残しとくかくらいの気持ちでエクセル触る、でそのまま日報でっち上げて終業。
 メールチェックとか来た電話の対応とかはちゃんとするんで対外的には動いてるように見えるだろって感じ。提出物の締め切りがあればまあ頑張るがそれも毎日あるわけじゃないし。
 これでまあそれなりに評価もらって給料もらってるんだからマジでこの仕事向いてるんじゃないかと思うときもある。そもそもWeb会議みたいなやつもほとんどないしね。つまりは在宅勤務、最高という感じだ。

 まあそれでも、時間とともにだんだん感染者も少なくなっていって、世間の警戒心も解けてきたら今度は会社側が「いつまでやっとんの? お前んとこだけやで。交通費とか会社からパクってってるって事なるんちゃうんかそれ?」みないな指摘が入ったらしく、とうとう無くなったか……在宅勤務くん……。とか感慨に耽る間もなく上司の「隠れて在宅する」宣言。対外的には外出という形を取るが、事実在宅みたいな裏工作で延長。やるじゃん、上司。
 ですので今現在ものんびりのびのびやってます。

 次は2020年の買ってよかったやつ書こう。あれ振り返るのに丁度いいし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?