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▱鎖骨骨折記5日目 4/10 入院準備

痛みであまり眠れなかった。
だらだらと昼過ぎからパッキングをする。もちろん入院のためのものだ。

出張でも山の時でもそうだが泊まりや風呂が絡むとあれこれと考えるのが面倒になって途端にパッキングのスピードが落ちる。山岳部時代は大きな山行ごとに山行計画書を作成し、その中にあった装備品のチェックリストを利用していたのだが、一人で歩く今は全部頭の中だ。風呂上りの段になって下着を忘れたことに気付き下半身とズボンの触れ合いを楽しみながら帰るなどしょっちゅうである。
いい加減持ち物リストを作らないとと思いつつ行動に移さない。よっぽど痛い目に遭わないと作らないやつだと思いながら漫然と過ごしている。


鎖骨を折ると服の脱ぎ着が辛くなることは以前書いた。調べると各部の骨折に対応してデザインされた衣服が売られているようだ。かなり悩んだ末割高で買う事はなかったがフリマサイトなどで探すのもアリだったかもしれない。パジャマは前開きのものしか持っていなかったので全てボタンを外せば何とかなったし、しばらくはその上にパタゴニアのR1エアを羽織って外出の用事はこなした。八王子は寒いのだ、GWが終わる位までは平気でストーブが要る。

軽量化を狙ってハーフジップやスモックタイプにした山着が増えつつあるが、自分は暑がりなので持っているアウターはフルジップ一辺倒である。これは本当に色々と助かった。
という事で入院時の服は肌着以外全て前開きで揃えた。以下は入院時のパッキングリストである。

パッキング完了!

装備品リスト

・ザック(OMM Classic 25)
・ポーチ(Shoebill スマホポーチ)
・コップ(snow peak チタンシングルマグ 300ml)
・財布(MILLET ウォレット)
・カメラ(FIJIFILM X100T)
・フリース(gym master ニットライクフリース ジャッカードパーカー)
・ハンディタオル(beamsのノベルティ)

・パジャマ上下
・下着×2
・靴下×2
・上履き
・使い捨て歯ブラシ×2
・フェイスシート
・トラベル用シャンプー
・トラベル用ボディソープ
・フェイスタオル
・ボックスティッシュ
・三角巾(予備)
・不織布マスク×5
・おむつ

・ノートPC
・ノートPC用ACアダプター・ケーブル
・マウス
・ACタップ
・スマートフォン×3
・スマートフォン用充電器×2
・USB Type-Cケーブル×2
・Lightningケーブル×2
・有線イヤホン

・入院書類一式
・印鑑
・ボールペン
・文庫本

OMM Classic 25はトレラン用のザックとしてはショルダーハーネスのパッドが厚く、ここ最近はデイハイクで多用している。拡張性もあるので小屋泊や切り詰めたテン泊山行もこなせるが、8kgあたりを超えると肩紐が食い込んで我慢が必要になってくる。形も安定しないのでうまくパッキングしても何かの拍子に床などに置いたらどうしても倒れてしまう。
何が言いたいかというと鎖骨を折ったらファストハイク系のザックで入院しに行くなということだ。それにほとんど片腕で扱う事になるので重いと単純に辛い。素直に2,3泊用のスーツケースを使うのが吉である。


トップは引き続きひよどり山に咲いていたカントウタンポポ(多分)。スミレも奥が深いがキク科の同定も同じくらい困難である。

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