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▱鎖骨骨折記12日目 4/17 自主リハビリ開始

比較的良い目覚め。ただし起き上がりにはやはり時間を要す。毎朝これでは気が滅入るが起きなければ何も始まらないためルーチンの一つとして我慢せざるを得ない。
今朝もややぼんやりとして思考がまとまらない。デカフェでない紅茶を3杯飲んだが目がさえず結局またベッドへ。2時間半ほど寝直した。夢見はさして悪くない。会社で温泉にいく夢だった。そしてまた起き上がりは格闘である。

午後もだらだらと無為に過ごす。天気も思った以上に良くなく気温も低い。
それにしても食欲は絶えずあるためそちらが気がかりだ。ずっとこもっているのも気が塞ぐため夕方から歩くことにした。術後5日ぶりのアクティビティである。

甲州街道をずっと西進して高尾から四方津あたりまで行ければという計画で歩きだす。負荷を下げるためザックは背負わずウエストポーチだけにした。
余談だがこのOMM ultra waist pouch 6は優秀で、軽い割にパッドも厚く容量も6Lと十分、750ml位までのボトルが差せてトップのバンジーコードはレインウェアなども挟みつつ本体のコンプレッションにもなるという実に機能的なポーチで、入院時に背負っていった同社のClassic 25と共に愛用しているギアの一つである。惜しむらくは既に廃盤品ということで、後継のWaistBelt 6も既に在庫が払底している状況なためデッドストックを細々と使い続けている次第である。

歩き始めると思った以上に体が動き、意図した速度以上のペースで歩いていて足取りの軽さに驚く。ウエストポーチでのアクティビティなんて滅多にない事だ。

不審者


途中、高尾山の往復にしようかと思ったが骨折直後とは勝手が違う。着地の衝撃が縫合痕に良からぬ影響を与えるような気がしてやめた。やはり何か鎖骨の周りで引き攣るような感じがあり三角巾で吊っているだけでは心許ない。進撃の巨人でやる敬礼の様に右腕を胸に引き付けるようにして歩く。当然へまをすると痛むので努めて上半身のぶれは抑えた。歩き辛いがそれもじきに慣れた。

高尾山にすれば良かったか

不安ながら4kmほど歩き、大垂水峠への緩い登りに差し掛かった辺りで雨が降りだした。渡りに船だ、空腹も覚えたので引き返すことにした。持ってきたレインウェアはストレッチが効かないので折れた側は羽織るだけにした。帰宅すると都合10kmほど歩いていた。体力の方は案外何とでもなりそうだが、右肩周辺の痛みの対策は工夫が必要そうだ。

山?日記はこちら

甲州街道リハビリウォーキング
https://yamap.com/activities/16740068


トップは藤の花。場所によってはかなり早咲きの木もあって、案外長い事香りを楽しめますね。枝垂桜と一緒に見られたら最高です。

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