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トイレの芳香剤事件。




さて、ここで。
少し日がたったので、 5月半ば。少し暑くなりかけたころに起こった、本当にあったあの事件の話をそろそろしよう。

その事件の二日前。とても風が強かった。築年数32年の家では少し窓がカタカタという。トイレに行き、用を済ませ、トイレを流すと同時に風が気になっていたトイレの横にある窓をしめた。すると、そんなことあるか?というタイミングで、芳香剤がトイレに落ち、そのまま流れたではないか。

「えっ。」思わず声が出た。声が出たのにも驚いたが、見事に流れていった芳香剤には敵わず、どこか「お見事」と思ってしまうぐらいのまさかだった。

しばらく様子をみたが、こちら側へ出てくる様子もない。やばい。見事に流れてしまったのだ。そのあと何度か水を流すと普段通りに流れていた。彼と相談し、様子をみることにした。


すると二日後の朝、まさかの自体が発生。「あかんやん」思わずイッテQの宮川大輔のような「あかんやん」がでてしまった。

色々手を尽くすが、時すでに遅し。とはこのこと。諦め、泣く泣く水のトラブルを呼ぶ。

修理をしてもらい、すごいモザイクな光景と香りだった。その日はなにも食べれず「これは新しいダイエットやん」と言うほど青いお米よりも食欲という食欲を奪われると同時に、水のトラブルの方には、尊敬と敬意と申し訳なさがありつつも、私にとってはもう、ヒーローみたいだった。

また普通にトイレが家でできる幸せも改めて感じた。そのあとだった。


請求が50,000円。

顔が全力で「うそやん」となった。なんという無駄な出費。ただ50,000円では安すぎるような作業内容であり、払うには値しかしない。ただ、自分の不注意とどんくささ、防げたことなのにこんなことになってしまった。そして50,000円。悲しくもあり、悔しくもあり、なんともいえぬ、「こんな気持ちはじめて」とよく聞くフレーズとは少し違うが、言葉にするなら、そんな気持ちだった。今でも、スーパーで芳香剤をみると、少し思い出す。


そんなこんなことがあった私だが、ここでみんなに2つ知っておいてほしいことがある。

一つ目は火災保険。
知り合いに話すとだいたい賃貸借りる時に入ってる保険やから確認してみぃとのこと。知らねばかえってこなかった。電話して申請してかえってきた40,000円。差額は10,000円だが、40,000円はでかい。ほんまにでかい。火事だけだと思うことが多いだろうが、なんと水のトラブルも含まれていたのだ。もしみんなもトイレや水のトラブルが、起きた時に思い出して欲しい。

2つめはトイレの周りを流れるものがないか、確認してほしい。

すごいあほやん。と思うようなことだが、
少し日がたち、気持ちも少し立ち直ってきたので、みんなのトイレにも芳香剤が流れぬように、書きました。そして10,000円は失ったけれども、「50,000円のネタできたな!」と笑ってくれる彼で本当に良かったなと思った私だったとさ。ちゃんちゃん。

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