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HELLO,goodbye

グッバイフジヤマ活動終了報告から5年。私はリアルタイムでグッバイの事追えておらず、最近知ったのですが毎日2/23の活動終了報告ライブみてオエオエ泣いているというわけです。もうCDを出さなくても、過去の曲すべてが私をはなさないで苦しめてくる。中山さんがよく歌っている呪いのように。(もちろんとても良い意味で。)

私はグッバイフジヤマに活動終了後出会った。
知った経緯はSpotifyで曲が流れてきたからで確か曲名は「めんどくさがりな僕とおせっかいな君」。イントロが流れてきた時にずキューーーンと何かに撃ち抜かれたような衝撃にかられた。
峯田が初めてステレオから流れてきた音楽を聴いた時、全身がビリビリして頭の中に緑色の液体がばぁあぁぁぁっとでてきたっていっていたけど、本当にそうなることあるんだ。って思った。わたしの脳内で分泌された衝動は緑色ではなかったけど。なんかもっとドロドロしていました。衝動と高揚を胸に1日で全ての曲を聴き漁り、やっぱりでも1番最初に出会った曲が1番好きだなあと。グッバイフジヤマの曲はわたしをとってもワクワクさせてくれた。

この時はまさかバンドが活動終了しているなんて思ってもいないから、知った瞬間絶望した。ああ私はもうこれらの曲を生で聴ける事はないんだろうなあと。過去の映像に、このちっぽけな端末に残ってるものにしか縋ることしかできないんだなあと。文字通り、本当に絶望した。落ち込んだ。かなしかった。

半泣きで中山さんのブログをみつけて読んだ。家庭の事情でルーさんが続けられなくなっちゃって、中山さんはあの4人じゃないとグッバイフジヤマじゃないんだよって書いてて。悔しい気持ちやら感情が文字からドクドクと伝わってきて声出して泣いた。なんでだよ。お前当時のこと知らないだろ。何よりなかやまさんが文章で、後でみれるようにその時の感情を残してくれるのが嬉しかった。他のブログも全部何度も、何度も読んでいる。文章はその人の人間性が垣間見れるから好きだ。グッバイフジヤマ(ルンペンフジヤマ)としての何年分もの痕跡が、私のことを何度も救ってれている。

もうバンドやめちゃったのかなあと思ったけれど、なかやまさんは音楽を辞めていなくて。今は「愛しておくれ」というバンドをやっている。青春パンク。ジャンルは違えども地獄から救ってくれるなかやまさんの歌が大好きだ。いっぱいライブにも行きたい。歌い続けてくださって、本当にありがとうございます。

私の退屈は、青春は「グッバイフジヤマ」に殺されている。教室で、道端で、電車で、現実に色をつけてくれるのはグッバイフジヤマの音楽で、なかやまさんの曲達。
いつか夢じゃない何処かで逢えたらいいな。ありがとう。




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