見出し画像

ワンマンライブ "anytime, anywhere" を終えて

【追記】
Spotifyでワンマンのセットリストを聴けるプレイリストが公開になりました!ぜひ楽しんでいただけたら!

だいぶ時間が経ってしまいましたが、振り返っておこうと思います!約2年ぶりの、ほんとうに楽しかったワンマンライブを。

年明け1/15に予定していたWWWワンマン。コロナ感染再拡大で5/5に延期、しかしその5/5も直前で開催できなくなり、中止を余儀なくされました。
本来は昨年11月リリースのアルバム「Xanadu」レコ発として開催予定でした。
これ以上先になるなら、新たなリリースも控えているし、内容を仕切り直して年内にリベンジを、と決めました。(5/5は結局、チームの方たちもStudio Digに駆けつけてくれて、Xanaduレコ発の配信ライブをすることができました)

コロナ禍が終わったというわけではないけれど、明らかに状況が変わった今。
ライブができなかった期間、自分たちで配信ライブを企画して重ねることで前しか見ずに活動してこれた自分たち、よくぞ耐え抜いた!と思いました。
そして、その期間の中で、バンドはこれまでで一番と言っても過言ではない変革期を迎えました。
サウンドを一新した「Xanadu」以降の曲たちは、ライブでどう響くんだろう。
早くやりたかった。自信があったから。

8月からライブを再開して、その自信はすぐに確信に変わりました。
確かにコロナ禍の中で、バンドは進化し続けたと思います。

WWWリベンジ日程が決まり、レコ発のタイミングでもない今回のワンマンは、新旧織り交ぜたセットリストでお送りすることに決めました。
とはいえ、11年目にもなると、出してきた曲の数が多すぎて、一度のワンマンでやりたい曲すべてをやるのはすっかり不可能になってしまったので、
いまの選りすぐりの懐かしい曲を混ぜながら、去年からつくってきた新しい曲たちがライブで輝くところをしっかり届けよう、そんな思いでセットリストを組みました。

その中で、特に思い入れが強かったのは1曲目と本編ラストナンバーでしょうか。(まだアーカイブ販売期間中なので曲の詳しいことは書かないでおきます)
自分にとっても、歌詞の響き方がコロナ禍を経てまた少し変わった曲でした。

"anytime, anywhere" というタイトルには、いつどこにいても、こうして色んな状況が様変わりする時代においても、僕たちの音楽へ向かう姿勢も、みんなにとっての僕たちの音楽という存在も、変わらずあれるように、という願いを込めました。もちろん、チューリップ(Someday, Somewhere) や小田和正さん(sometime, somewhere)の作品からインスパイアされたタイトルでもありますが。

そして迎えた11/19。

コロナ禍以前、毎年チャレンジしていた大きなワンマン。
そこにはいつも、他のライブにはない、あたたかな時間がありました。特別な時間を、いつもみなさんにもらっていました。
約2年を経て、ステージに出て行った瞬間、
あの場所に帰ってきた!と思いました。

マスク越しなので、みんながどんな表情で聴いてくれてるのか、以前よりはわかりづらくなったかもしれません。一緒に歌うことも、今はまだできません。
でもそんなことはまったく気にならない、あたたかな空間でした。

実質バンマス的に、キーボード4種類(!)とマニピュレートをこなしてくれたきよのさんと、その笑顔に振り返るたび僕まで癒されてしまったぬましょうのお力添えもいただき、生き生きと曲たちが輝きました。
Xanadu以降の曲たちで、バンドがどんな演奏をしているのかというのも、ひとりひとりのプレイを、音源を聴くのとまた違って鮮明に届けられたんじゃないかなと思います。

アーカイブも観ました。
照明、音響、カメラ、ぜんぶが最高。
心強いチームが支えてくれています。
これまでの旅の中で出会ってきた大切な仲間。ラブ。

唯一の心残りは、MCでせっかくつくったワンマングッズに1ミリも触れなかったことですね…
でもみんな買ってくれて、ありがとう!笑

MCでも少し話したこと。
音楽も、ライブも、メンバーがいて、支えてくれるチームがいて、そして聴いてくれるみなさんがいて、人と一緒につくってる。
ひとりでやっていたら感じることのできない気持ちをたくさん感じながらやっているんだと日々実感します。
こんなに自分たちのつくる音楽を大切に、愛おしく思えるのは、一緒に音楽を、ライブをつくってくれる人たちがいるからなんだと、あらためて強く感じるワンマンでした。
だから、まだまだどこまでもいけそうな気がしてます、大袈裟じゃなく。

また来年もたくさんこんな日をつくっていけたら最高!

さて。
配信アーカイブは明日までです。
お見逃しないよう、よろしくお願いします!
今日配信リリースになった新曲「冗談」も初披露してます。音源と生演奏の違いも、ぜひ味わっていただけたら。
「冗談」という曲についてはまた書きます。

配信チケット

心から感謝を込めて!

皆さんのお気持ちをぜひよろしくお願いします!いただいたサポートは今後の音楽活動費とさせていただきます。