YES
リリースから少し経ってしまいましたが!
1月の "swing in the dark" リリースぶりの、新曲リリースです。
それまでには "spring kiss" "feel my hush" のEnglish ver配信リリース、7/6初のライブDVD "anytime, anywhere" リリース、8/6の7inch "missing summer / Last Summer Whisper" と、断続的にリリースは続きました。
そして、夏の終わりの新曲 "YES"。
80s、シティ・ポップにはアップテンポでカラフルなものがたくさんありますが、かたや夏の終わりに聴きたくなる情感たっぷりの曲もたくさんあります。
杉山清貴&オメガトライブ "Dear Breeze"
来生たかお "いつも永遠の夏じゃなく"
山下達郎 "さよなら夏の日"
僕の中でこういった曲たちへの憧れがありました。
Xanadu以降、80sやシティ・ポップサウンドを自分たちなりに取り入れる中で、夏の終わりに似合う80sなスローナンバーをつくってみたいという思いがありました。
今回リリースした "YES" は、僕にとってそんな憧れをかたちにした1曲です。
実は杏里さんの曲をカヴァーする際、別曲にもトライしていて、そのときにつくったトラックのアレンジと、今年の序盤にボイスメモに録っていた鼻歌のメロディーがハマることに気づき、そのふたつのアイデアをドッキングしてできたのが "YES" の原型でした。
とにかくこの曲は欲張って、自分のもともと持っている日本的なメロディーと、洋楽的なメロディーのエッセンス、夏の終わりのムード、80sフレーバーなど、あらゆる要素をこの1曲に集約させることができたと思います。
なので、自分のなかでは "Xanadu" に通ずる要素もあり、"swing in the dark" に通ずる要素もある、この2年ほどのひとつの集大成のような曲だと思っています。
でもいちばん届いてほしいのは、夏の終わりの風情、情感かな。
歌詞は延本さんですが、タイトルだけ僕が付けました。
歌詞をもらった時に感じた、曖昧さもあるけど確かな気持ちが、この歳になってのとてもリアルな "YES" だと思いました。
YESとNO。選択肢は2つでも、その都度心は100対0ではないことが殆どのはずです。
色んな感情や思考が渦巻く中、頭だけじゃなく心で感じる "YES" が、僕にとってはとてもリアルです。
ぜひみなさんそれぞれの解釈で、この歌を楽しんでもらえたらと思います。
9/21の新宿LOFTではライブ初披露!
音源は打ち込みだらけだけど、生だとまた全然違ったよさが伝わると思います。
おたのしみに^^
ラジオでは今月いっぱい、たくさんパワープレイでかけていただいています!
ということで引き続き、ぜひたくさん聴いてください!
夏がまだ近くにいるうちに、、!
皆さんのお気持ちをぜひよろしくお願いします!いただいたサポートは今後の音楽活動費とさせていただきます。