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他人旅行

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GOOD BYE APRILの2nd Full Album「他人旅行」に関するあれこれです。
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真夜中のトビウオ

この曲が「おっぱいハンバーグ(仮)」としてこの世に誕生したのは遡るとどうやら2013年の秋のことでした。 このおっぱいハンバーグ(仮)、それ以降作品づくりのたびに候補曲にあがるも落選を続けてきました。 でもメンバーは、このおっぱいハンバーグ(仮)のことがみんな好きで、ずっと忘れずにいたのです。 スタジオで生まれた曲の中には、同じようにそのときお蔵入りになって、それっきり話題にもなかなかのぼらない曲もあります。 かと思えば突然だれかが思い出して引っ張り出してきて、突如作

明日へ帰ろう

まずは、2/24東京キネマ倶楽部での他人旅行ツアーファイナルワンマンライブ、ご来場ありがとうございました! 3度目のホールも満員御礼、目指してたから、うれしかった。とっても。 でもそれ以上に、音楽でみなさんとひとつになれたような気がして、とっても幸せな気持ちになりました。 よく「ひとつになる」って言うけど、今回は肌でそれを感じられた気がします。 スペシャルなゲストミュージシャンのみなさんにも囲まれて、曲たちは大よろこびでした。 僕たちの楽曲にもうなくてはならない清野さ

リップのせいにして

いよいよ明日、他人旅行のツアーファイナル。 年を跨いだツアー、もっと辿ればクラファンからスタートした「他人旅行」の集大成が、明日です。 終わってしまうのもったいないくらい、たのしみです。 「リップのせいにして」 歌謡オマージュのおかしな曲を、アルバムに忍ばせようと、 はじめはそのくらいの気持ちでした。 でもこの曲が、実はいまの僕たちが欲しいものを全部持ってたのかも。 一番開けたい扉だった、のかも。 このアルバムで、このリード曲で、また僕たちはひとつ、変わらずに変

アドバイス

ホーン隊のみなさんとのリハ、最高だったなぁ。 写真はRECの際の。今度はライブで、ご一緒できるのがとってもうれしいです。 アドバイスという曲、もう4〜5年ライブでやってることになるのかな。 この曲はたしか、以前僕たちが使ってた江戸川橋にあってLDKスタジオというところで、 リハおわりにスタジオのロビーで遊び半分に歌謡メロディーをつくったのでした。 当時はまだ"現代版ニューミュージック"というキーワードもなく、 この曲はすこし異質な楽曲として、ライブで徐々にギラギラと燃

口笛

夜中になると、更新したくなるnote。笑 クラファンのリターンTシャツのプリントにしたのが、口笛の歌詞の英語訳です。 日本語の繊細さも大好きなんだけど、 "ニュアンス"にこそ意味を宿せる英語も僕は大好きです。 「また会いましょうね」という日本語、 クラファン限定盤CDの歌詞カードにあるとある文章に出てくる一節なんですが、 これ英語で何て言うだろう? 僕が思う言い回しが、ツアーグッズのロンTの袖に入ってる英語なんですが、 どうだろう、ネイティブの人に意見を聞きたいです笑

「大好き」

写真はこの曲の歌を録ったヒロさんセレクトのイカしたマイク。 他人旅行には様々な「スパイス」を効かせたつもりなんですが、 中でもこの曲の存在は大きいです。 ライブでも鮮やかで楽しい、すっかり頼もしい曲です。 最初の仮タイトルは「大江千里」 大好きな大江千里さんの曲みたいにしようと思っていましたが、 出来上がってみれば、似てるような似てないような。それが一番いいんですけどね。 その結果か、この曲いろんな「〜ぽい」という感想を聞いてとっても面白いです。 いずれにしても少々バブ

君は僕のマゼンタ

noteご無沙汰です。 「他人旅行」を久しぶりにカーステで聴いて、今日一番いいな、と思ったのはこの曲のバンドの演奏でした。 「君は僕のマゼンタ」 アルバムの中で一番最後にできた曲。 2曲目候補は実は他に2、3ありました。 でも「もっと面白くしたい」「予定調和を壊したい」というバンドの意思で、サンバをやってみよう!というところからこの曲づくりがスタート。 セッションを重ねて、サンバとシティポップの一番ちょうどいいバランスを見つけられた気がします。 僕はセッションの

ソリスト

東京に戻りました。 あったかい。笑 気合い漲る新年のスタートです。 アルバム「他人旅行」シリーズ。 今日はOPナンバーのソリスト。 去年4月、財津さんのソロコンサートを観に行きました。 そのコンサートのOPナンバーがThe TurtlesのHappy Togetherという曲のカヴァーでした。 4月の時点で他人旅行の1曲目は一度は決まりかけていました。 でも、このままだと今までどおりの僕たち、という感じで、もっと面白くできないかなとモヤモヤ考えていた頃でもありました。

さよならDESPAIR

年末感! 密かに寝正月ならぬ寝クリスマスになってしまった僕ですが、復活しました。 明日、スタジオ納めしてきます(夜はツイキャスよろしくお願いします)。 アルバム「他人旅行」にまつわること、楽曲編を気まぐれに。まずは僕が歌詞もかいた数少ないうちの、この曲から。 趣味ソング、のつもりでスタジオに弾き語りで持っていったところみんなの反応がよく、とてもうれしかった曲。 はじめAとBしかなく、つのけんの「こんなCがほしい」という提案からつくったCが、曲のスケールを何倍にも大きくして

ヒロさんとの出会い

「他人旅行」リリースから早1ヶ月。 みなさんの日常に、どんな響き方をしているでしょうか? 僕たちは、最高のツアー中です。 各地で他人旅行、たくさん巣立っています。手に取ってくれたみなさん、ありがとう。 今までにないいろんな反応だったり、「好き」と言ってくれる曲がバラバラだったり、 それもまた、すごくうれしいのです。 さて、じっくり届けていきたいアルバムなので、アルバムに関するこぼれ話や裏話的なことも、ポツポツ書いていこうと思います。 まずは、なんといっても今作を「一緒に

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Album「他人旅行」に寄せられたコメント

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