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「ジブリが先か、実体験が先か?」~ジンバブエのミュージアムを訪ねて~

猫も杓子も「あけましておめでとう!」な1月1日がやってきた。私はそんなこたァ言いませんけれども。(日本は年が明けたけど、ジンバブエは7時間遅れ、まだ年末です。)寝かせておいた記事を公開します。

先日、ジンバブエの、自分の住む街にある博物館へ行ってみました。
この不況の中、誰も行かないんだろうなあ、閑古鳥が鳴いていました。
入館料は、ローカルだと100円以下。
きっかけは、日本人の知人が、ここに行って「意外と楽しめたよー」との一言から。毎日15時間停電のジンバブエ、もちろん博物館も暗いだろうということはまあ当然のこと。

行ってみてびっくり、展示物にすごく楽しめてしまい、1時間ぐらいは滞在したと思います。鳥の剥製とか武器、鉱石にジンバブエの文化の紹介。

そこで私はあるものを見て、ある疑問が湧きました。「ジブリが先か、実体験が先か?」

それはコレです。

これ、アレじゃん。ジブリで見たぞ。

画像引用元はこちら
スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」の荒地の魔女が乗ってたやつじゃん!
この乗り物、結構狭くて優雅な感じではないなーというのが正直な感想。。

ジンバブエは、もともとイギリス領だったので、ヨーロッパの影響を受けているので、イギリスから持ち込まれたんだろうなーと想像は容易い。

古い車の展示などもあった。

私の疑問に戻る。

「ジブリが先か、実体験が先か?」
景色を見て、「あー、ジブリみたい!」って思うこと結構ありませんか?
もしくはディズニー作品のアレに出てきそう!とか。

どうして二次元が先なんだろう?
それは、景色には、記憶をするとき、その記憶に名前をつけられないからかなあと思うのです。
あの時見たアレとか、あそこ行ってアレ登った時の景色とかそんな感じで曖昧に覚えてる。


ジブリのスタッフの人は、作品を作るために徹底的にヨーロッパの魔女がいた時代の文化を調べてらっしゃることと思います。
私としては、いつかジブリ作品を見て
「あーこれ知ってる、あの国のあの時代のやつだよね」とか「あーこれはヨーロッパのあの街がモデルだろうね」とかドヤ顔して言ってみたいものです。実体験が先、ジブリが後。

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