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さてせっかくのこの時間、何をしようか:challenge11:「私は今どこにいる?」ジンバブエ生活でのギフトを数えてみる

今日もホテルからお届け。”コロちゃん休みチャレンジ”とタイトルバナーには入れているものの、そのハードルは限りなく低くていい。
頑張らなくていい。
特に今は、寝て、少しは食べ、時々散歩する、誰かと少しだけつながる。それだけで100点。

ジンバブエで一年生活したが(現在は一時帰国中)、私は定期的に、コーチング(知らない人は調べてみてください)をオンラインで受けている。
大体2-3ヶ月に1回、自分の位置を確認するため。

そのコーチは、私の大先輩にあたる。彼女も、10年ほど前にアフリカで協力隊として活動した一人。アフリカで暮らすストレスを痛いほどわかってくれる理解者。

今日はコーチと、これまでを振り返った。

私とコーチとの出会いは2年前、東京。
細かい事は今回は書かないが、彼女と出会って
私は海外協力隊に応募する事を決め、受験をして合格し、私の人生はものすごい速さで展開するようになった。それを二人で振り返った。


今日のワーク:ジンバブエに行く事を決めてから、人やもの、事、自分の人生に与えたギフト、もらったギフトをリストに書き出す


紙の真ん中に線を引き、左には、ジンバブエに行った事で、私が自分や他人にあげたギフト。
右には、私がもらったギフトを書き出していく。

34歳で、アフリカに行くという決断を自分の人生に与えた。
「勇気」のギフトをありがとう、自分。

「日本人という外国人を初めて見る」体験をジンバブエの地方都市の民に与えた。私からの「衝撃」というギフト。

ジンバブエの18時間超の毎日の停電でも、いつ戻るかわかるかわからないものを気長に待つという「心の余裕」と言うギフト。
私を強くしている。

私から学費のギフトを贈った。それを受けた9歳の少女は学校にいける喜びを、涙で表現した。彼女は、「お金で人をこんなにも喜ばせる事ができるという初体験」をギフトとしてくれた。

他にもたくさんたくさん出てきて、
こんなにもたくさんあったのかと驚いて眺めていたら、だんだんと目が熱くなってきた。そんな私を見て、パソコン画面上のコーチは、「ジンバブエに戻りたい?」と聞いた。私は「戻りたい」と言って、コーチが見守る中しばらく泣き続けた。
私の心は、まだジンバブエにあるのだと気づく。

このホテル待機で、振り返るよりも、先のわからない未来に向けて、無理に先へ先へと進もうとしてきた気がするなあ。
でも、ジンバブエに戻りたいっていう気持ちは、ちゃんと持っていていい。
待機生活、終盤にして、自分の本心に気づく事ができた。

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