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2024年、大アンジュルム℃-uration 始めます

皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

昨年2023年は、5月にハロQを立ち上げ後、皆様のご協力もあって、順調にハロプロ関係コンテンツのキュレーションを進めて参りました。ハロプロ関連では様々なことが起こりましたが、その中でも、笠原桃奈さんの大躍進によって幕を閉じた年だったと思います。そのおかげではっきりしたことは、以下の二つだと考えられます。

⑴ハロプロは世界に通用する人材を育成する場である
⑵ハロプロを卒業したメンが各方面で活躍すると、ハロプロに注目が集まる

⑴は、笠原桃奈さんの大躍進によって議論の余地なく証明されました。そして⑵については、たとえば下記のような形で、彼女のファンになった日プ界隈の方々が、日プ終了後にハロプロ沼にハマりつつあることからも明らかです。

※上記のmikkaさんは韓国の方です。

一般に「ハロプロは『村』である」ということがよく言われます。しかし、ある程度の閉鎖性は人材を育成できる安定したコミュニティの必須条件です。人間は過剰な流動性に晒されると、安心して自己研鑽に打ち込めないからです。ただし、一方で行きすぎた閉鎖性によって「村」が次第に先細っていくリスクがあることも否めません。だとすれば、

⑴安定した「村」で育ったメンバーが外界で活躍する
⑵彼女たちが外界から新規を呼び込み、「村」に様々なリソースをもたらす。

というサイクルを回せばよい。とりわけ笠原桃奈さんの場合は、世間から注目される「間口」が今までとは比べものにならないほど大きい。そして彼女をアクセスポイントとする形で、彼女の「実家」であるアンジュルムやハロプロへの注目度も今までよりも大きくなります。言わば広告塔の役割を笠原さんを果たしてくれているのだから、「実家」の人たちは汲々とせずじっくりと実力を磨けばよい。そうすればまた第二の笠原桃奈が生まれ、また外の世界へと飛び出していくーそうした循環を回していくことが、ハロメンとハロヲタを同時に幸福にする方法なのではないでしょうか。

そして、このサイクルを最も早い段階から回し始めていたのが、笠原桃奈さんの所属していたアンジュルムでありました。

現在のアンジュルムリーダー上國料萌衣さんは、「自分が注目されることでアンジュルムに新規を呼び込む」という強固な信念のもと、メディア露出に邁進しています。サブリーダーの川村文乃さんも同様の信念に基づき、上國料さんとはまた異なるフィールドに進出しています。そして初代リーダー和田彩花さんを筆頭に、卒業後はそれぞれの様々な得意分野で活躍しながら、現役と卒業生を含む「大アンジュルム」の絆を守り続けています(「大アンジュルム」については以下の記事をご覧ください)。昨年末には、ついに佐々木莉佳子さんも「大アンジュルム」のメンバーとして新たな道に進むことを決意しました。

こうしたダイナミックなグループの在り方に惹かれた個性的なメンバーが新たに加わり、また新規ファンを獲得するという形で、アンジュルムはこの数年で大きな成長を遂げたグループとなりました。そしてこの傾向は、今回の笠原桃奈さんの大躍進でさらに拍車がかかることになるでしょう。

また、たとえばJuice=Juiceリーダーの植村あかりさんは和田彩花さんを「理想のリーダー」として仰ぎ、Juice=Juiceを自由闊達な個性溢れるグループへと変貌させながら、現役とオリメンの伝統を繋ぐ役割を果たしています。一方、つばきファクトリーを卒業した岸本ゆめのさんはアップフロントを離れて和田彩花さんの所属するヤムエンターテインメントに入社。アンジュルムと同じように新陳代謝が活性化しつつある他のグループもまた、従来の枠に留まらない新たなダイナミズムを獲得しつつあります。

そして「大アンジュルム」とは、二つの意味で今後の我々が模範にすべきコミュニティの在り方でもあると思います。一つは今まで述べてきたような、安定性と遠心力のバランスが程よく保たれたシステムとして。そしてもう一つは、構成員同士の関係です。この点については、林拓郎さんの下掲記事を改めて読んでいただければ幸いです。そこには「Yes,and」の精神に基づいた、コミュニティとしての心理的安全性とメンバーの多様性を両立させるようなコミュニケーションの在り方が潜んでいます。かつて笠原桃奈さん自身が「皆さんもアンジュルムです」と、我々自身もまたアンジュルム的な在り方を自らのものにしていく時期に差し掛かっているように思えます。「大アンジュルム」には、我々もまた含まれているのです。

そこで2024年のハロQでは以下の指針に基づき、「大アンジュルム℃-uration(大アンジュルムQ)」を開始することに決めました。

⑴アンジュルムOGの卒業後の活動についてのファンコンテンツ、オフィシャルコンテンツのキュレーションを進める。差し当たっては、アンジュルムの初代リーダー和田彩花さんと、二代目リーダー竹内朱莉さんについてのキュレーションページを本日公開する(下掲リンク参照)

⑵和田彩花さん、竹内朱莉さん以外のアンジュルムOGと同時に、アンジュルム以外のグループのOGの活動についてのキュレーションを始める。まずは、岸本ゆめのさんのキュレーションページを本日公開する(下掲リンク参照)。

⑶林拓郎さんのご協力のもと、「大アンジュルム」のコミュニケーションスタイルについてのコンテンツを制作し、「Yes,and」ワークショップ(下揚リンク参照)を開催していく。

以上の指針のもと、ハロQは現役とOG、古参と新規、メンバーとヲタクを繋ぐ「大アンジュルム」の活性化に貢献し、来たるべき「まばゆい愛の時代」の開闢に向け、邁進していく所存です。

それでは、2024年もよろしくお願い申し上げます。

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