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バリ家族旅 3泊4日(最終日)

リッツ・カールトンは移転してた

バリ島は11月〜3月までが雨季、そして事前の天気予報では3日共雨となっていたので、快晴はないと思ってたけど、まさかの3日共快晴。東南アジアの天気予報は当てにならないね。
本日は最終日。チェックアウト前にホテル敷地のプールや海辺を奥さんと散歩。8時とかだとそこまで暑くないので散歩やガゼボで寝転ぶのに丁度良い。

実はバリのリッツ・カールトンには友人の結婚式で16年前に来たことがあった。なので散歩していてもどこか懐かしい感じがする…と思いきや一切しない。初日からこれは感じていた。何か違う。挙式のあったはずのホテル内の教会を前にして確証した。16年前に、教会裏手の芝生でコモドドラゴンに遭遇した光景を鮮明に覚えてるけど、その教会裏手の芝生自体がない。
おかしいおかしいと思いながら、部屋帰って調べたら、元々はジンバランの方にリッツ・カールトンはあったみたいだけどクローズ(今のアヤナリゾート)。その後、暫くバリ南部にはリッツ・カールトンがない状態だったけど、2016年にオープンしたみたい。
クローズの経緯と顛末はけっこうエグいものだった。

さて、そんな事を調べていたらいい時間になった。
帰りは21時の便なので、チェックアウトを済ませて、昼間はチャーターのサナさんにも相談の上、ヌサドゥアのバリコレクションとスパへ行くことになった。

バリコレクション

ヌサドゥアに泊まってバリコレクションに買い物に行くというのは以前は定番コースだったのかもしれないけど、コロナ、円安、日本人観光客の減少もあってか、バリコレクション内の店は日本の地方の観光地のお土産街のような雰囲気だった。
ただモール近くの雰囲気はすごい良かった。これぞヌサドゥア!というような南国の雰囲気。どうもリッツ・カールトン付近はヌサドゥアの外れのようで事前に聞いてた"外国人しか入れない厳重なゲートの中にある"とは程遠い感じがしてたのだけど、ここで腑に落ちた。
帰りは以前泊まったアヨディアリゾートの前を通ってヌサドゥアのスパへ。アヨディアリゾート、最近は全然名前聞かないけど、少なくとも門構えを見る限り今も素敵なホテルなんだろう。

バリコレクション
バリコレクションのギリ外のカフェ。すごい雰囲気良かった。
謎の魚料理

スパでバリマッサージ

スパはヌサドゥアにあるSAKURA SPA BALIへ。名前から分かる通り日本人が経営してるスパで、施術する方とも簡単な日本語でコミュニケーションが取れる。個人的には値段高いし外国で日本語話せる人が店にいると冷めちゃうだけど、妻子も安心しそうなのでここにした。
1時間くらいだったかな。念入りにマッサージしてもらったけど、東南アジアの街スパの倍はした。最後にシャワーも浴びて早くも深夜便で帰る準備も整った。

スパからの景色

リッツ・カールトンのデパーチャーラウンジで休憩

事前に調べて知ったのだけど、リッツ・カールトンにはチェックアウト後もシャワーを浴びれるDeparture Loungeなるものがある。これが深夜や早朝便を使う人にとっては非常に便利。このタイミングでシャワーを浴びてないと汗臭いまま朝まで飛行機となるので、特に女性には最高だと思う。しかもあまり宣伝してないのかラウンジはガラガラ。1時間の滞在で私達家族以外誰も使ってなかった。
ベトナムに良く行ってた時はホテルでお願いして1階のスパのシャワー浴びさせてもらる事はあったけど、一泊3000円くらいのホテルの部屋を取る事が多かった。荷造りもゆっくりできるし、比較的きれいなところでシャワーを浴びれるので。

帰国へ

渋滞にも巻き込まれずデンパサール空港へ。3日間お世話になったサナさんに別れを告げてチェックイン。帰りもシンガポール経由のシンガポール航空。そこまで混んでおらずに保安検査場を通過。奥さんと息子が土産物みてる間、私はプライオリティパスの使えるラウンジでのんびり。プライオリティパスってあってもなくてもいいけど、あるとまあ便利な代物。

シンガポールでの乗り換えは1時過ぎだったけどお店がけっこう空いているのには驚いた。
遅延なく出発し、飛行機でも比較的眠れた。早朝に関空に到着して、わんこをピックアップして我が家へ帰ってきた。深夜便は軽く眠れるけど浅いし短いので、結局家に帰ってから寝てしまう。帰国日は予定を入れれないね。

シンガポールのチャンギ空港にて

最後に

子供が16歳男子になると旅先は本当に迷う。アクティビティも興味ないし、かといって買い物にも興味はない、もちろん歴史や建物にも興味なし。ローカルフードは好きだけど奥さんが苦手なのでなかなか行けない。色んな思いがある中で選んだバリ。結果3人共楽しめたし、普段よりは色々話もできたので良かった。いつか息子が過去を振り返った時に良い思い出と感じてくれるなら、この旅行は大成功だったと思う。

今回はチャーターをフル活用した。行き先まで相談して委ねる事が多かった。これまでの旅行は自分が考えてタクシーつかまえて妻子を連れて行くというスタイルが多かったのでチャーターは非常に楽だった。一方、委ね過ぎていて、(たとえ失敗しても)自分の行きたい店とかに行こうと能動的に動けなかったのは少しモヤモヤするところがある。
8月にまた家族で海外旅行なので、その時の糧としたい。

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