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【日記】オルレアが咲くと思い出すこと

今年も我が家のシンボルツリーの周りに
オルレアが咲きました。

この花を見ると思い出すこと……

※妊活の話が出てくるので、
もしも気分を害される方は
読むのをお控えください。



我が家のオルレア


数年前、妊活中だった私は 
体質改善のために鍼灸院に通っていました。

アットホームな鍼灸院で、院長さんが
趣味のガーデニングでとれた植物の種を
配っていたのです。

ガーデニングには特に興味がなかったし
オルレアという花も知らなかったのですが、
タダでもらえるなら…
と軽い気持ちで
家に持って帰りました。

我が家には玄関前にシンボルツリーがあるため
その周りに種を撒きました。

だいたい5−6月になると
白くて小さな花をたくさん咲かせてくれます。
そして、夏には種を作り、枯れていきます。

翌年には土に残った種から
また芽が出てくるのです。

この花が咲くと、
鍼灸院に通った日々や
妊活に悩んだ頃を思い出します。

あのとき、本当につらくて
もう諦めようかと悩み、もがき、
たくさん泣きました……

いま思えば
深く考えすぎていたのかな
とも思います。
でも、当時はいっぱいいっぱいで
そのことしか頭になかったんですよね。

とはいえ、
妊活を通して、
とことん自分自身や家族と向き合い
大きく成長できたことも確かです。

経験できてよかった
と、軽い気持ちで言うことはできませんが
私には必要な期間だったと思っています。


結局3年弱妊活をして
息子を授かり、いまは育児に奮闘しています。

子供が生まれてしまえば
日常が慌ただしく過ぎていき
妊活に悩んでいたことすら忘れがちです。

息子が生まれたことは偶然ではなく
必然だということ。

もうあきらめようと思っていたときの
奇跡。

当時、相談にのってくれていた
カウンセラーさんが

「赤ちゃんは意味を持って生まれてくるんだよ」

と言っていました。

息子を授かったのは
夫と上の子との関係にも
悩んでいた頃だったので、
きっと私たち家族をつなぎとめるために
来てくれたんだな、
と思っています。

ぼろぼろだった私に
きらきら光る明かりをともしてくれたのは
間違いなく息子です。

健康に生まれ、
元気に成長してくれていることに
感謝して

オルレアが咲く頃には
悩んだ日々や
息子が来てくれた日のことを
思い出して、
いまがあるのは奇跡なんだと
心に刻んで生活していきたいと思います。

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