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恵比寿の弁護士とガジェットその1(BRAVIAの話)

今日も暑いですね。自宅には自分の作業部屋があるのですが、最近の深夜はそこではなくもっぱらリビングにいます。

いまだ世の中の情勢はきびしく、室内で物質を求める季節にあります。開き直っているといえばそのとおりです。水源枯渇のニュースに耳を塞ぎ、Volvicを法律事務所の冷蔵庫に補充し続けているのが私です。言い訳のしようもありません。

本稿では「5年ぶりにテレビを買い替えたところ、すっかり深夜のリビングが主な作業場になりました。」という極めて素朴な話をしていきます。

「いまどきのテレビはサブスクボタンがある」という噂は、自分とは関係ない話として耳にしていました。実際にはこれはとても便利です。

ものを売るとはつくづく自己の商品を消費者の脳内の「自分とは関係ない話」の箱から外に出していく作業なのだなぁと思いました。

BRAVIAを愛しています。ワンタッチでYouTubeやNetflixを起動できるUXに大変満足しています。物理ボタンのないSpotifyやDAZNなども2、3タッチ程度ですぐに立ち上げられます。

Apple Music派ですがこれを機にSpotifyも契約しました。内臓スピーカーの音質が良いので(かつて職業ミュージシャンだった自分の耳でも)テレビからそのままSpotifyが聴けてしまいます。もちろんこだわりたい音域もありますが、日常の作業に溶け込ませるという意味ではぜんぜん外部スピーカーなど要らなかったです。

(ちなみにこれまでは、iLoud Micro Monitorか、ギターアンプでもあるYAMAHAのTHR5にBluetoothで流し込んで音楽を聴いていました。これらも大変おすすめです。なおYAMAHAさんはチューニングフォークをロゴにあしらっている点で個人的に非常に親近感があります。)

BRAVIAにはGoogle TVというOSが内蔵されています。最初に自分のGoogleのIDでログインした記憶がありますが特にそのあとはGoogleアカウントと紐付けられた何かを感じることはないです。ほとんど使っていませんが「OK Google」的なことはできます。

画質や音質の点もありがたいですが、なによりも反応速度が爆速である点が気に入っています。リモコン操作に瞬時に反応してくれるのが大変ありがたいです。

あとは、Bluetooth対応なのでヘッドホンでテレビを観られるというのも良いです。今年の4月に脳が滑ってAirPods Maxを購入したのですが、彼がついに大活躍していることも申し添えいたします。

なお、Maxくんは主にデザイン面で手放しに褒めることはできませんが、Maxくんを使用した後でAirPods Proを使用すると音質差にびっくりします(いわゆる「今までこんなおもちゃみたいな機器を使っていたのか…」と世界が更新されるやつです。)。

BRAVIAとの関係で付言しますと、AirPods Maxに備わっている再生/停止ボタンや音量ボタンでテレビを操作することも可能です。どういう仕組みでそうなるのか分かっていませんが大変ありがたいです。

このほか、YouTubeをつけっぱなしにすると高画質スクリーンセイバーが現れます。いままでスクリーンセイバーについて何かを感じたことがない自分からみても、搭載されている写真のセンスがどれもとても良いです。私より先に起きた3歳児が朝リビングのソファでこれを眺めていることもしばしば。

常々「仕事において機嫌が良いを超える価値はない」という素朴な経験則があると思っています。ストレスを減らしてくれるガジェットは間違いなくゴールデンな一手なのです。BRAVIAは間違いなくゴールデンでした。

このほか、リビングの快適さを支えているものの一つに、7月に購入したバルミューダのサーキュレーターも紹介させてください。扇風機よりも強く直線的な風を送れるため、遠くから的確に私を狙ってくれます。大変ありがたいです。やはり人気なものにはそれなりの理由があるのです。ゴールデンな一手を疑って動けなくなるよりは、行動した方がずっと良いのです。

そうして私は先日SONYのカメラを買いました。買うべきカメラは迷うことなく決まったので、決め手はきっとBRAVIAだったのだろうと思います。


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