ヘライさんの死生観がバグっている話①

ヘライさん、割と死生観がバグっていると知ったのは最近の話なのだ。
これはその原因かもしれない一つのヘライさんの出生の話がメインなのだ。

ヘライさんはアライさん界隈に来る前から死生観についてはバグっていたみたいなのだ…なんだかんだでいい年こいた母イさんより年上の大人のヒトでも死ぬのが怖いみたいなのだ…

ヘライさん死んだことはないから怖いかどうかわからないけれども、2度死にかけたことはあるのだ、一度は産まれる時、二度目はバイクで事故った時なのだ。

小学校の頃自分の生まれたときの母子手帳を見せてもらいましょうね
っていう授業があったのだ。
母イさんに尋ねたところ、祖母イさんの家にあるから夏休み行ったら一緒に見てみようねってことだったのだ

そして母子手帳を見せてもらったら色々な項目があってヘライさんにはよくわからなかったのだけれども、“死”というところに○がついていたのだ。

さすがに小学生で同級生よりも知恵がおくれていたヘライさんでもその文字の意味はわかったのだ。
だからといってショックだったとかそんなことは全然なくてただ興味が湧いて母イさんに聞いたのだ、「死ってなぁに?」と

ヘライさんは今は大人のアライグマで母イさんからはヘライさんの出生の話は何度も聞かされているからわかるのだ。
ヘライさんの母イさんはヘライさんを産む2ヶ月と少し前に破水(お腹の中で赤ちゃんを育てるためにいる羊水が体外に流れ出してしまうこと)していたのだ。
父イさんは当時、母体をとりますか?子供をとりますか?ですが子供を撮った場合でも…な状態で父イさんは迷わず「母体の安全をお願いします」と先生に伝えたらしいのだ

それはヘライさんはあたり当たり前のことだと思うのだ。
父イさんはまだ見ぬ産まれる前のヘライさんを好きになって結婚したわけではなく母イさんを好きになって結婚した…と思うのだ多分!
そして母イさんが健康であればまた子供を設けるチャンスはあるのだ。
だからその判断に対してはヘライさんはどうにも思ってなくてむしろそれで良かったと思うのだ。

まぁ、だけれどもヘライさんなんか生きちゃったのだ…
産まれた時に1000g満たなかった超未熟児だったらしいのだ、今ではすっかり大きく、主に横におおきくなりすぎているけれどもなのだ!
当時の主治医さんは母イさんに「この子は幼稚園に行ければいいでしょう」
「小学校まで生きるのは無理ですね」そう伝えていたらしいのだ。

まぁ生きちゃったけれどもね!のだ!
だから母イさんは入園式も卒園式も入学式も小学校卒業式も、アメリカから帰ってきたときも常に号泣していたのだ…
今では理由を知っているけれども当時は知らなかったから、母イさんはどうしてこんなに涙もろいのかと思ったものなのだ。
他の同級生のママ・パパはニコニコしてカメラを構えているというのに、母イさんはいつも泣いていたのだ。

ちょっと話が長くなりすぎたのだな、この続きはまた今度綴るのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?