ヘリオス

現役ヘリP

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どんなパイロットを目指すか②

私は高校生の頃からヘリパイを目指していた 絶対にドクターヘリに乗りたいと思っていた 次第に航空業界の方の話を聞くことも増え、滑空機のライセンスも取得し片足を突っ込み始めていました。 高校生ぐらいまでは、全てにおいて尊敬ができるというか究極この人になりたい! といった人が何人かいた。 全てが目標となる人がいるのは楽なことだと思う、同じことをしていけば良いから。 しかし大人になると業界内でも様々な人と出会うからか? 勿論、尊敬できる人は居るが「この人が全てだ、全部言ってること

    • どんなパイロットを目指すか①

      諸大先輩方の考えを聞く中で、ゆるーく仕事をしている人が半数に思えるが こだわりを持っている人は ①とてつもない知識を基に、それが正義だと思ってる人 ②天気が悪い中、行けたか行けなかったという事がパイロットの能力の全てだと思ってる人 ③2つめとも類似するが過去の栄光が全てな人 他にもあるが、自分の周りでは多くはこの3分類になると思う。 書き方が悪く、それぞれ否定をしているように見えるがそういった訳ではない。 ちなみにそれぞれ他者に対しての言い分があって ①そんなことも知ら

      • 自己紹介

        はじめまして、ご覧いただきありがとうございます。 私は日本国内のヘリコプター運航団体に所属し、操縦士をしている者です。 noteを始めるにあたって ・独自で勉強をしていた内容を皆様と共有し、意見を頂く ・今後、航空業界を目指す方に業界の実際を知っていただきたい ・皆様が感じる疑問やご意見を、航空局や操縦士協会を通し改善を促したい 今のところ、このような事を考えております。 自分の中で理解していることも他人に理解してもらうのは大変なことで、自分自身の勉強になるとも思ってい

        • ヘリコプター特有の危険状態

          今回はヘリコプター特有の危険状態について、理解しやすいように箇条書きでまとめました。 JCAB(日本)及びFAA(アメリカ)の主に自家用操縦士の試験範囲になりますが 学科・オーラル試験で必ず聞かれる部分です。 また運航上でも ヘリコプターの場合は回復操作に時間的いとまがない場合が多く 対応が遅れたり間違えたりすると機体コントロールの喪失に直結する項目もあり非常に重要な部分です。 ・セットリング ・LTE ・後退翼失速 ・前進翼失速(ノーズタック) ・ローター回転の低下

        どんなパイロットを目指すか②