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UT(UNIQLO)について~佐藤可士和、NIGO、河村康輔

3人のクリエイティブディレクター

現時点(2022年)で「UT」のクリエイティブディレクターは下記の3人です。
1.佐藤可士和
2.NIGO
3.河村康輔

「UT」は2003年に開始しましたが、3人のクリエイティブディレクターによってディレクションされてきました。
「佐藤可士和」は2007年に「UT」ブランドの立ち上げにクリエイティブディレクターとして参画し、ネーミング、ロゴをデザインしました。
「NIGO」は2014年春夏コレクションよりユニクロ「UT」ブランドのクリエイティブディレクターに就任し、Tシャツのボディー(本体)から見直しました。
「河村康輔」は2022年にクリエイティブディレクターに就任し、UT20周年のアニバーサリーロゴをデザインしました。

佐藤可士和

・略歴
ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発まで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。グローバル社会に新しい視点を提示する、日本を代表するクリエーター。主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン-イレブン・ジャパン、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。近年は日清食品関西工場や武田グローバル本社など、大規模な建築プロジェクトにも従事し、「ユニクロパーク横浜ベイサイド」「くら寿司浅草ROX店」は、特許庁による日本国内初となる内装意匠に登録された(2020年11月)。また、文化庁・文化交流使としても活動し、日本の優れた文化、技術、コンテンツ、商品などを海外に広く発信していくことにも注力している。

※KASHIWA SATO by kawahiwasato.com

・UT 2007年~
2007年4月に「UT」ブランドを立ち上げ。クリエイティブディレクターとして、ネーミング、ロゴをデザイン。
ユニクロ初のTシャツ専門店『UT STORE HARAJUKU.』をオープンし、オリジナルのボトルパッケージに入ったTシャツを、コンビニエンスストアのドリンクコーナーを彷彿とさせる什器から取り出して買う。新しい“原宿みやげ”が買える、原宿の新しい“ランドマーク”とした。加えて、Tシャツ専門ホームページを開始し、WEBディレクターに中村勇吾氏を迎え、Tシャツに関する膨大な情報の中から、自分に似合う自分だけの1枚を発見できるホームページを目指した。


NIGO

・略歴
1991年、 文化服装学院卒業。 在学中からDJ、 ライター、 スタイリストや編集者としてのキャリアをスタートさせる。 現在は自身のブランド「HUMAN MADE」のデザインをはじめ、 「Cyber Agent」など企業のクリエイティブディレクションも手がける。 「LOUIS VUITTON」からも二度のカプセルコレクションを発表。 2021年9月には、 LVMH傘下「KENZO」のアーティスティック・ディレクターに就任。

・UT 2013~2019年
2014年春夏コレクションよりユニクロ「UT」ブランドとして初のクリエイティブ・ディレクターに就任。

代表コラボ
・Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)
・KAWS(カウズ)
・VERDY (ヴェルディ)

河村康輔

・略歴
シュレッダーを用いたコラージュ・アーティストとして、国内外で展覧会を開催している。代表的な仕事に、『大友克洋GENGA展』メインビジュアルなど。作品集に『2ND』『MIX-UP』がある。

・UT 2022年~
2019年にコラボレーターとして初めて「UT」に参画し、「ドラゴンボール」のコラージュ作品を提供。2022年にクリエイティブディレクターに就任し、UT20周年のアニバーサリーロゴをデザインしました。

・23SS UTコレクション
Tシャツの原点に立ち返り、現代のストリートシーンを反映
コラボレーターの選定から、グラフィックデザイン、着た時のシルエット、素材に至るまで、妥協のないこだわりが本コレクションには詰め込まれています。
Tシャツの原点であるヴィンテージTシャツの持つ魅力とともに、現代のストリートカルチャーを徹底的にリサーチし、あらゆるTシャツの要素を、河村氏の作風でもある“コラージュ”することで、生み出されたコレクションです。

NEW BODY
Tシャツの真髄はボディシルエットにあり。
ミリ単位まで追求したこだわり。
ベーシックなUTシルエットに加えて新たに開発されたのは、ストリートカルチャーを体現するオーバーサイズなシルエット。肩の落ち具合、アームホールの広さ、袖口のリブの幅など、最適な数値をミリ単位で追求したこだわりをぜひ、着て感じてください。

新開発のシルエットは、ラフでタフな一枚

ラフに着られるドロップショルダー
肩の位置を下げ、腕周りも広くすることで、ストリート感溢れる肩まわりのシルエットに。

ゆったり身幅のオーバーサイズ
レギュラーフィットよりも身幅をゆったりさせることで、ラフな印象に。大胆なグラフィックデザインも映える。

一枚でサマになる地厚な生地
しっかりした厚手の生地を採用したため、透けたりせず、一枚で着てもシルエットが決まる。

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