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百鬼夜行絵巻と紅葉

先日、御朱印友達に誘われて京都の大徳寺様に参拝させて頂きました。

阪急電車梅田駅で待ち合わせ、特急で桂駅まで行き、そこから準急に乗り換え西院下車。

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京都には何回か来たことありますが、今回初めて市バスの一日乗り放題券を購入しました。

三回乗れば元が取れるお得なカード。何より降車時は裏面の日付を提示するだけなので便利です。

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大徳寺に到着して最初に向かったのは一休和尚ゆかりの真珠庵。秋の特別公開でかの有名な百鬼夜行絵巻の展示がされています。写真撮影禁止なのでパンフレットから引用させて頂きます。

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本日はお留守の御住職が書き置きして下さった御朱印。左上には絵巻の妖怪が描かれています。他にも百鬼夜行のTシャツやバッグなどのグッズも販売されていました。ちょっぴり欲しかったかも。

前日に友人が拝観予約の電話した時は既に予約終了になっていたのですが、入れました。8人程のグループに職員の方が1人付いて説明しながら案内してくださいます。

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こちらは百鬼夜行絵巻の前半部分で、今回は巻いた状態で展示されていました。(春の公開時は逆に後半が巻かれているそうです)

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こちらは後半部分の一部。肉眼で間近で見せていただきました。御朱印のお鍋の妖怪さんも居ます。

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台所用品だったり、仏具の妖怪だったり、「物にも命が宿ってるから粗末に扱わないように」というか戒めの象徴なのかもしれませんね。

恐ろしく禍々しいというより、どこかユーモラスで愛嬌のある妖怪さん達です。

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現代作家さんによる襖絵。釣りバカ日誌でお馴染みの北見けんいち先生の作品。実際に現地での制作だと聞いて驚き‼️与論島に実在する住民の皆様や、こちらの御住職、漫画の師匠であられた故・赤塚不二夫先生の姿も描かれていました。

他にもアニメーターの山賀博之氏、ファイナルファンタジーのアートディレクターの上国料勇氏などの迫力ある作品も見応えがありました。


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次に向かったのは、庭園の美しい興臨院。雨上がりで紅葉が濡れて、より生き生きとしています。

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障子戸が絵画のフレームのようですね。    このお部屋でお茶を頂きたい🍵何時間でも観ていられそう。

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こちらの御朱印。やはり書き置き貼り付けタイプでした。

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最後は黄梅院。こちらも門の中は撮影禁止です。

外の紅葉のカーペットをパチリ。

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こちらの御朱印が素晴らしい!お支払いが千円とお高めですが、その価値はあります。何故ならば

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御住職がひとりひとりの顔を見て、その人に相応しい和歌を書いて下さるのです。友人は紅葉の歌でした。

私に頂いたのは、宝船の歌。 

この身こそ

 親より産まれし宝船  

     磨き磨きて光放たれ。

「貴女は泥舟に乗って、沈みそうだと思っているかも知れないけれど、この世に生まれたご自身こそが宝船なのです。自分を大切に、宝のように磨いて生きていきなさい。」というような意味の言葉を添えて渡してくださいました。

最近、YouTubeの占い動画でも全く同じようなリーディングを聞いて、何というか‥エモいです。


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シメは永観堂の紅葉ライトアップ。5時半から受付開始で5時から並びましたが、平日というのに大物アーティストの野外ライブの如く長蛇の列でした。

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