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ずさんの語源を知ってるかい?

うい~!酔っぱらってるヘイヨーさんです!

最近、あんまりお酒飲まないようにしてたんですけど、ひさびさに飲んじゃいました!ストゼロ1本!

では、今回もいってみましょう!「語源知ってるかい?」シリーズ!

この回、以来ですね。

今回は「ずさん」です。「ずさんな対応」とか「ずさんな仕上がり」みたいな、あの「ずさん」

辞書を引いてみると、誤りが多く、いい加減なことと書いてあります。

さて、元々の語源はどういうものなんでしょうか?みなさん、一緒に考えてみてください♪

6つの説の内、1つだけ真実があります!嘘を見破り、本物の学説を当てられるかな?


ずさんの語源その1「中国の故事」

昔、中国には杜黙(ともく)という名前の詩人がいたんですけど、この詩人が超いい加減な詩ばっかり作っていたのです。

「撰(さん)」というのが詩を作るという意味。

なので、いい加減な仕事をする人のことを「杜撰(ずさん)」というようになったのです!


ずさんの語源その2「The sun」

元々、ずさんは英語の「The sun」から来てるんですよ。

もちろん、sunってのは、あの太陽です!

太陽って、いい加減でしょ?見る時間によって全然違って見える。朝日と、お昼の太陽と、夕日じゃ形も色も違う。曇ってたり、雨の日ならばなおさらです。時には「日食」といって、太陽が隠れてしまうことさえあります。

このことから「太陽というのは適当なものだ」という意味から、「The sun」がなまってずさんになったのです。



ずさんの語源その3「図散」

江戸時代に、伊能忠敬(いのうただたか)が日本地図を作ったって逸話はご存知ですかね?

その際に、伊能忠敬が部下に測量をさせたんですけど、それが超いい加減だったものだから、忠敬は部下が作った地図をビリビリに破いちゃったんですよ。

その破られた地図を「図散」と呼んだわけです。



ずさんの語源その4「授産」

ずさんは、元々「授産」と呼ばれていました。子供を産むあの授産です。

ところが、昔の授産は結構いい加減だったんですよ。なので、現代よりもずっと出生率が低かった!しかも、子供を産む際にお母さんが亡くなってしまうことも多かったんです。

この授産が転じて「ずさん」になったというわけです。


ずさんの語源その5「酢酸」

ずさんは、元々「酢酸」と書いていたんです。つまり、調味料の一種ですね。「南蛮漬け」や「酢のもの」を作る際に利用されていました。

ところが、この「酢酸」結構適当に作られていたんですよ。なので、家庭によって味がバラバラ!

そこから「ずさんな仕事」などと言われるようになったのです。

ちなみにこの調味料は、のちに「酢酸(さくさん)」と呼ばれるようになり、現代にも残っています。


ずさんの語源その6「頭三」

明治時代の有名な政治家に伊藤博文という人がいます。お札にもなったことがあるので、ご存知の方も多いのでは?

この伊藤博文がですね。ある日、酔っぱらって会合に出席したんです。

で、議長の頭が2つにも3つにも見えるくらい泥酔しちゃって、まともに答弁に答えることができなかったそうです。

このことから「頭三」と呼ばれるようになり、のちに「いい加減なことを言ったりやったりする人」のことをずさんと言うようになったのです。


ずさんの語源:解答編

さあ、みなさん考えましたか?

「ずさん」の由来は一体どれなんでしょうか?

1の「中国の故事」なんでしょうか?それとも、6の「頭三」なのでしょうか?はたまた5の「酢酸」かも!?

解答を選びましたか?では、正解いきますよ?


ダララララララララララ~

ジャ~ン!


正解は…

1の「中国の故事」でした!

どうです?難しかったですか?それとも超簡単でしたか?

今回、ムッチャ勉強してる人ならわかったかもしれないですね。

それでは、次回の「語源知ってるかい」シリーズでまたお会いしましょう♪

うい~!(まだ酔っぱらってる)


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