ニューヨークの観光地でペニープレスにハマる!


長いニューヨークでの日々も終わりに近づいていました(実際にはわずか1週間)

ある時、竹ちゃん情報により「1ドルコイン」の存在を知ります。アメリカの1ドルって、基本的には紙幣なんですけど(チップ渡す時によく使うので、常に何枚か取っておかないと困ります)

ところが、実際には1ドルコインってのもあって、「1ドルコインは持ってると幸運を呼ぶ」と聞かされた青年は、さっそく近くの銀行に行って両替を申し出ます。

50ドル紙幣を銀行の窓口のお姉さんに渡して、いきなり「これを全部1ドルコインに換えてくれ!」と言い放ちました。

そしたら、窓口のお姉さんが、よくわかんない英語で「それは無理だ」みたいなコトを言うんですよ。結局、押し問答の末、2枚だけコインに換えてもらえました。残りは10ドルとか5ドルとか1ドル紙幣。

「ま、2枚だけでもいっか…」と思って、我慢する青年でありました。


その後、竹ちゃんと一緒にヤンキースタジアムに見学に行きます。

その頃は、まだ「旧ヤンキースタジアム」だったんですけど。試合のない日はツアーが組まれてて、誰でも見学できるようになってるんです。料金もそんなに高くありません(確か十数ドルくらいだったはず)

実際に現役選手が使用してるロッカールームなんかも見せてもらえました!ただ、ガイドの人がオールイングリッシュで会話するので、何言ってるのかサッパリわかんないんですよ!

なので、何言ってるかわからないけど、とりあえず「ハハァ~ン」ってネイティブっぽく返事しておきました。

竹ちゃんなんて、喜び勇んでヤンキースの帽子買って、旅の間中ず~っとかぶってましたからねw


さらに、この時のニューヨーク滞在で、貴重な場所を訪れることができました。どこだと思います?

なんと…

ワールドトレードセンター!

この時には、ワールドトレードセンター(世界貿易センター)がまだ存在してたんですね!(皆さんご存知の通り、このあと飛行機が墜落して、木っ端みじんの瓦礫のくずと化してしまいます…)

最初はそんなミーハーなとこ、行く気なかったんですけど。竹ちゃんが「ど~しても行こう!」っていうから、しょうがない弟も引き連れて3人で訪れたんです。

いや~、今になって思うと行っといてよかったですね!竹ちゃんファインプレー!だって、もう2度と行けないんだもの!

しかも、最初渋ってたくせに、結局は一番楽しんでるのは青年の方でした。女子校生みたいに「キャッキャ!」声を上げながら、建物に付属してる「記念コイン製造機」を何度も回します。

アメリカには1セントコインってのがあって。これは1ドルコインと違って、普通に流通してます。で、その1セントコインと料金(50セントだったかな?)を機械にセットしてガチャコン!と巨大な金属でスタンプを押すと、1セントコインが潰れて記念コインに早変わり!

この機械、ペニープレスとかいうらしいです(安くて、いいおみやげになるので、オススメ!)

ちなみに、アメリカのコインは。

1セント=ペニー

5セント=ニッケル

10セント=ダイム

25セント=クオーター

…っていう愛称で呼ばれています。

このペニープレスとかいう機械自体は、いろんな観光地に置いてあるんですけど、表面に「ワールドトレードセンター」の模様が押されるのはここだけだと思います(つまり、2度と手に入らない!)


そんなこんなでいろいろあったニューヨークですが、お別れの時間が迫ってきました。

何をやっても新鮮!

そもそも日本語が通じないので、それだけで大冒険の日々!

青年は、この街を去る段階になって初めて「あの言葉ほんとだった!」と思い知りました。

「ニューヨークは、本気で楽しもうと思ったら1ヶ月あっても足りない!」

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。