念能力で考える「文章を書く能力」と「文章を読む能力」

ひさびさに文章術の話をしま~す!

よく勘違いされるのは「たくさん本を読んでるから、自分で文章を書くのも上手いだろう」とか、逆に「それだけ文字書いてれば、本もいっぱい読んでるんでしょ?」みたいなこと。

いや、これ全然違います。

文章を書く能力と読む能力は全然別です。全くの別物!脳みその別の部分を使っているといってもいい!


これは、「自分の言葉でしゃべる」のと「人の話を聞く」のが別の能力というのと同じです。

しゃべるのは得意でも、聞くのは苦手という人は多いです。

人の話を聞くのは得意でも、自分の意見は言えないという人もいます。


もちろん両方得意な人もいます。また連動できている人もいます。

連動というのは、どういうことかというと…

たとえば、「読んだ本の内容を、自分で文章を書く時にも反映できる」あるいは「一流の作家の表現を吸収して、同じようなモノが書ける」といったことです。

これができる人は、かなり強い!


念能力にたとえてみましょう(ヘイヨーさんの文章、これが多いので、みんな『ハンター×ハンター』読んでおいてね!)

念能力者同士の戦いにおいて、書く(あるいは話す)は攻撃です。

読む(あるいは聞く)は防御になります。

もちろん防御せずに回避することも可能です。つまり、人の話を聞いたり読んだりせずにスルーするわけです。

これはこれで、ひとつの戦法!

回避が得意な念能力者は、かなりの使い手です。


でも…

攻撃を避けてばかりだと、成長しません(正確に言えば、成長速度がにぶる)

なので、積極的に人の攻撃を受けていきましょう!


そうすると、どうなるか?

心が傷つきます

傷ついたり、怒ったり、感動したり、失望したりするようになります。

で、それらを繰り返していると、段々と防御力が上がっていきます。同時に、防御した技を自分が攻撃する際にも使えるようになってきます。


また、回避しか使っていない人は、一撃食らった時に大ダメージを負うことになります。

そして、その一撃はいずれ必ず食らう時が来ます。

どんな達人であろうとも、油断した一瞬で攻撃を食らう瞬間というのがあって…その時に、とんでもない大ダメージを受け、場合によっては再起不能なくらいの致命傷となりかねません。

なので、普段から回避と同時に防御するクセもつけておくことをおすすめします。

つまり、自分で書いたりしゃべったりするだけではなく、いろんな本を読んだり意見を聞いたりしておいた方がよいということです。


以上、ヘイヨーさんが使ってる念能力の基本修行のひとつでした。

※好評なら、またやります。


noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。