エデンの4つの川と預言 聖書考察④
シャローム!
ホーリーランドツーリストセンターの平和です!
今回は聖書考察回です!
いのちの(4つの)川と預言
いのちをもたらす水としてエデンから湧き出た川があります。このエデンの川は4つの川へと流れていきます。
この4つの川については様々な議論がありますが、一つの解釈として以下のようなものがあります。
それは、いのちの水を神様の祝福と解釈し、その祝福がアダムとエバから始まり、アブラハムの子孫へと流れていくというものです。
このエデンの祝福が流れていく様子を預言する4つの川を見ていきます。
ピション
ピションの川がの位置について様々な議論がされていますがハビラとい地名に注目してみます。
創世記25:18を見てみると、ハビラはエジプトの周辺にあったようです。つまりピションの川はエジプトに向かって流れていたと考えることができないでしょうか。
ギホン
ハビラ同様、ギホンの川の位置は様々な議論があります。
ハビラ同様に他の聖書の箇所を見てみます。
ギホンという言葉はエルサレムの水源として何度も登場します。
ティグリス・ユーフラテス
ティグリス川・ユーフラテス川は言わずとも知られていますが、メソポタミア文明の川ですよね。
聖書の中でもティグリス川(ダニエル書10:4)・ユーフラテス川(列王記第二24:7)はメソポタミア文明の川を指します。
ここで注目したいのは
ティグリス川上流に最大都市ニネヴェを持つアッシリア
ユーフラテス川に広がる都市バビロンを持つバビロニア
です。
4つの川が象徴するもの
上記の解釈をもとに4つの文明・都市を並べると
エジプト
エルサレム
アッシリア
バビロニア
なんと!アブラハムの子孫(イスラエルの民)がヘブライ語(旧約)聖書で辿る軌跡の順番になります!
エジプト→ヨセフ〜出エジプト
エルサレム→ダビデ王家
アッシリア→北イスラエル王国滅亡
バビロニア→ユダ王国滅亡 (バビロン捕囚)
実際に聖書を読んでみるとエデンの祝福「生めよ。増えよ。地に満ちよ」がこれらの地で流れて受け継がれています。エルサレムに関しては言うまでもありませんが、エジプトと捕囚時にも受け継がれています。
例えばヨセフたち含むヤコブの家族はエジプトでは
捕囚の民に対しても神様はこのように言われます
最後に
エデンの川から始まるこのいのちの水というテーマは新約聖書にも度々登場します。(サマリアの女の物語など)
その集大成がキリストの十字架であり、ヨハネはしっかりとそのことを書き記しています。
さらに黙示録で
新しいエデンにはいのちの川が流れています!
聖書考察シリーズ続きます!
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参照
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