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旭川 女子中学生 事件

2021年3月23日雪が積もる北海道旭川市の公園で一人の女子生徒が遺体で見つかった
市立中学2年の女子生徒=当時(14)
死因は凍死だった……
先輩からの性的ないじめが背景にあったと「文春オンライン」が翌月に報じると、その約2カ月後の2021年6月旭川市教育委員会が設けた「第三者委員会」が本格的な調査を始めた
1年以上たった2022年9月委員会がまとめた報告書は先輩らによる行為をいじめと認定
一方で、いじめと死の関係は明確に結論づけなかった
自慰行為を強要されるほどの苛烈ないじめを受け続けたにもかかわらず、なぜ因果関係が不明なのか?

学校や教育委員会の対応について報告書は母親からのいじめ相談に適切な対応を「怠った」とは指摘したものの、どうすれば防げたのかという検証が不足
これでは再発防止につながらない!遺族側の指摘を受けた旭川市は再調査委員会をつくり検証を始めた経緯を振り返ると「いじめ防止対策推進法」の精神と学校や第三者委員会の姿勢にズレがあるのではないか、という疑問が見えた……

第三者委員会の最終報告書によると
中学入学直後、部活動の見学を通じて複数の先輩と知り合った
この先輩たちはLINEのやりとりなどで「下ネタ(性的な話題)」を持ちかけてきた
また先輩を介して知り合った他校の上級生はビデオ通話で自慰行為を見せるよう繰り返し要求したり、下半身の写真を送らせたりした
2019年6月15日には公園で彼女を5人がかりで取り囲み自慰行為をするようはやし立てるなどした彼女は断り切れなかった

5人のうち3人とは1週間後、再び公園で顔を合わせた
このうち1人にからかわれパニックになった彼女は「もう死にたい」と口にした
別の1人は「死ぬ気もないのに」などと突き放すように言った……彼女は近くの川に入って死のうとし入院した!

入院は合計1カ月以上に及び8月には心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された
2学期からは旭川市内の別の学校に転校しかし
次第に欠席や遅刻が増え不登校になった

翌2020年5月 彼女はツイッターに匿名で
一連のいじめ行為についてこんな投稿をしている!
私は前の学校でいじめを受けていました
とある先輩たちと仲良くしようと頑張りました
でもどこからか変わっていくのに私は気が付きませんでした  いつの間にか先輩達に頼まれて自慰行為まで見せることになってました ……
人のことが上手くわかってあげられませんでしただからいつも私が怒られました
だからいつも話を聞いて欲しかった
だから先輩たちから離れられませんでした何より何より1人が怖かったから ………

2021年2月13日夕刻
母親が外出した間には自宅から失踪した
その直前には知人に今日死のうと思うとメッセージを送っている1カ月以上たった3月23日
公園で凍死した状態で見つかった ……

コレが2021年の旭川 女子中学生 凍死事件の内容

今は2023年  アレから
北海道旭川市で女子中学生がいじめをめぐり凍死した問題を受けて市は防止推進条例を施行し
7月31日に市民説明会を開いた

説明会では市の職員が条例の内容や今後の市の取り組みなどを説明し理解を求めました

いじめの被害と言われる子も加害と言われる子も両方の子どもたちの成長のために学校は力を尽くしていく!
条例は6月に施行
市長の権限が明文化されていて いじめた側の児童や生徒の保護者へ出席停止を命じるよう学校に勧告できます……
説明会は8月末までに5回開く予定らしい!

で、結局 元々の2021年の事案は?
市長は直属の調査委設置へ 旭川市のいじめ問題を調査していた第三者委員会の最終報告書が9月20日公表されましたが、いじめと自殺との因果関係は明記されませんでした!!!

事件そのもの その後
第三者調査委員会は15日、7人が関わった6項目について「いじめ」と認定する中間報告を公表した中学校や市教育委員会は隠蔽を図ろうとしたものの「文春砲」によって暴かれた事実は、おぞましい行為の数々だった……

第三者委の報告によると7人はいずれも上級生で同じ北星中学に通っていた男子生徒(A、B、C)と女子生徒(D)、別の中学に通っていた男子生徒(E)と女子生徒(F、G)

(1)A、B、Cは2019年4月、広瀬さんも含めたLINEのグループ通話で性的なやりとりを繰り返し、Aは性的な意味で広瀬さんの体を触った。

(2)3人は同4~5月、深夜や未明に公園に集まろうと連絡したが自分たちは行くつもりがなかったのに広瀬さんには伝えなかった

(3)Dは同5~6月、お菓子などの代金を負担させる行為を繰り返した

(4)Eは同6月3日、性的な話題を長時間にわたって続け、性的な動画の送信を繰り返し求めた

(5)C、D、E、F、Gは同6月15日、広瀬さんに性的行為に関する会話をした上、性的な行為をするよう要求、あるいは静観していた
いずれも広瀬さんが性的行為をする状況を見ていた

6)Eは同22日、広瀬さんをからかい嫌がる反応をした後も繰り返した
広瀬さんがパニック状態になった後もDは突き放すような発言をした――などとしている

全国紙社会部デスクによると
(2)では午前4時に公園に呼び出され母親が止めても「行かなきゃ」とパニックになったこともあった
(3)では、別の友人に負担させられた具体的な金額を挙げて相談していた
(4)では「裸の画像を送って」「(送らないと)ゴムなしでやる」などとしつこく要求され、恐怖のあまり送ってしまったらしい

(5)では公園に居合わせた小学生らに「裸の画像を送らされたり、わいせつなやりとりをしたりしていた」と教え、さらに「いま、ここでやってよ」と強要
取り囲まれた広瀬さんは逃げることもできなかった
(6)はウッペツ川の土手で「画像を流す」とからかい広瀬さんは「死ぬから画像を消して」と懇願
2人は「死ぬ気もないのに死ぬとか言うな」とさらに詰め寄り広瀬さんはパニックになって川に飛び込んだとされる

6項目は「確認された」だけだが、ほかにも表面化していない事案があっただろうことは想像に難くない!

加害者側は画像や動画をSNSで拡散していた

自分の中学だけでなく、ほかの学校の人たちも自分の画像や動画を持っている
その事実は思春期の女子中学生がどれほど恥ずかしく、怖かったことだろうか!加害者側はそこにつけ込み、時に脅し、からかい、あざけり、精神的に追い詰めていったわけだ ……

6)までの間、広瀬さんは担任教師に相談した
だが「相手に内緒で」と約束したのに、その日のうちに相手に話してしまい、いじめがエスカレート
母親も「ママ、死にたい」「いじめられている」と漏らすようになった娘を案じ学校に指摘したが「遊びだった」「いたずらの度が過ぎただけ」と、まともに取り合わなかった ……!
対応に当たった教頭は「加害者10人と、被害者1人の未来、どっちが大切ですか?1人のために10人をつぶしていいんですか?どちらが将来、日本のためになるか冷静に考えてください」と加害者側を擁護 ……
さらに「これ以上、何を望むのか」と逆ギレし
母親が「できないのは分かっているが、娘の記憶を消してください」と求めると教頭は「頭がおかしくなったんですか?病院に行ったほうがいい」とせせら笑ったという!!!

しかし(6)の目撃者が警察に通報し、経緯を調べた旭川中央署が一連の実態を把握することとなった
加害者側は画像を削除するなどして証拠隠滅を図ったが同署がデータを復元し画像や動画を発見した!
母親は警察から事実関係を知らされた上、画像や動画を提示されて強いショックを受けたという
広瀬さんは(6)で病院に搬送され入院していたが中学を信用できなくなっていたため退院後の8月、別の中学に転校した

その後も広瀬さんは心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ、過呼吸やおう吐、突然「先輩、許して」「殺してください」などと叫んだり、卒倒したりすることがあったり転校先にも通えずにいた ……
自宅から行方不明になり3月23日に変わり果てた姿で見つかった
葬儀には中学の関係者は誰も参列しなかったという………!!!

一方(6)を受け、市教委は北海道教委に「いじめ」が原因で発生したのではなく、「わいせつ・自殺未遂事案」として報告
その後も道教委からの広瀬さんに対する聞き取りなどを要請されても加害者側の主張を追認して「いじめ」の存在を否定し続けた!

加害者側は誰一人として罪に問われなかったが
彼らが広瀬さんを死に追いやったのは誰の目にも明らかだ

加害者側は問題が発覚しそうになったとき、証拠隠滅を図ったり、口裏合わせをしていたりしていたとされる
問題発覚後も、一部の事実関係を認めながらも反省のそぶりはなく謝罪も口にしていないという!

加害者が心から反省し、墓前で謝罪することが広瀬さんや母親、遺族らに対するせめてもの贖罪だと思うのだが……
結局 加害者は野放し その後も名指しで この事件の事をSNSに投稿した人を告訴して勝訴している

イジメからの自殺  何とも後味の悪い結末
大人達が 何も出来ていない現実
そして、現代の若いバカな人達が 起す犯罪
学校側の立場も解るが、命を亡くした事件なのに
教育委員会も …… コレが まかり通る訳なのか

もし、自分の子なら……もう学校や教育委員会
第三者委員会 何処にも頼れない
イジメられた側が 悪い扱いなのかね!

文科省が司法省が もっと真面目に問題扱いしないと 今後も 繰り返されるのだろうね。

本当に胸糞悪い こんな事件が大嫌いだ!
だからイジメを見える化 等 色々と
提案したり 足を運んだり 
女子だろうと男子だろうと イジメで生命を
終わらす訳には いかないんだよ!

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