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初のフリーダイビング大会でレスキューされた

初めてのフリーダイビングの大会はほろ苦いデビューとなりました...

2021年4月にスキンダイビングを初めて体験。
このときは、興味はあるけど小さい頃から耳が弱いという言い訳をして踏み出せずにいました。通ったコーチングスクールでコーチ自身が挑戦していないと人にコーチングはできないので徹底的に自己適用をしていきます。その時の挑戦の1つでした。

案の定、最初は耳抜きが全くできなかったのですが、スクールを卒業しても挑戦は続いていて2022年3月からフリーダイビングを始めました。

最初は10mが遠いゴールだったのが、30mの壁も越えて、2023年9月現在44mまで潜れるようになりました。

今回は初めての大会へのエントリー。
いつものトレーニングと違ってカウントがあったり、決められた動作を守ったり、人がたくさんいたり…と始まる前から緊張感マックス。

今回は鹿児島で行われるVOLCANOCUO(ボルケーノカップ)に3日間エントリー。

種目は両足フィンを使って泳ぐCWTBと、今年の8月から本格的に始めたフィンをなしで平泳ぎみたいに泳ぐCNF。

9月からは近所のジムに契約して糸島にいるときはプールトレーニングもほぼ毎日行きました。

さて大会が始まる2日前から公式トレーニングがあります。
ほぼ本番と同じ環境でトレーニング。

いつもと違う環境、カウンドダウンによって緊張感マックスに…
リラックスできずにノーズクリップ つけるの忘れたり、33mの申告で耳が抜けずに10mで戻ったり…w

見えないかもだけど実は人見知りな部分もあったりで、知らない人ばかりのところに飛び込む緊張感や、もっと潜れる人ばかりの輪に入るという環境。

コンフォーゾーンでないぞわぞわやここから逃げ出したいなという気持ちも正直あったりしました。とはいえマインドのプロであるからこそそれを冷静に観察できるコーチとしての自分もいるわけで、、、自分のゴールに近づくためにコンフォーゾーンから出るのは自分の成長には絶対プラスなわけだし。

さて、迎えた本番。
思ったほど緊張感はなかったです。

緊張感もあったのですが
「セーフティダイバーがたくさんいるいつもより安心安全なダイビングだ」と思うようにしてました。これをリフレーミングと言ったりします。

アップをした時に体の感触は「あ、今日調子いいかも」という感じ。

迎えた本番
いい感じに潜ったんですが、途中でいつもなら絶対ないのですが、途中で水をちょっと飲んでしまって、耳抜きができなくなり、しかしボトムまではあと少し….

このまま行くか、引き返すか、、、

練習なら絶対戻るのですが、本番でボトムのライトも眩しく見えていたのでGOという判断をしてしまった。

耳に圧はかかっているけどめちゃ痛いというところまではいってなかったのですが、ボトムまであと少しところで耳がポーンとなり、ヤバい鼓膜破けたと思って急いで浮上。

ベタ凪の海なのにロープがめちゃ斜めに見えたので、「あ、ヤバい、平衡感覚ない」と思ってロープつかみながら浮上しつつもときおりつかめなかったり、最後はセーフティダイバーにレスキューされ浮上。(幸いブラックアウトはしてないです)

最初は耳の痛みなかったけど、午後から痛み出していろいろ出てきたので病院に行ってきました。

幸い小さい穴と急性中耳炎のような状態で軽症っぽいです。

昨年もトレーニング最終日に自己ベストを出したときに一回耳を痛めて、そこから無理はしないようにしていたのですが、ここぞという本番のときに自分の身体のサインに反して、気持ちでいこうとしてしまい反省。

改めて無理はできないスポーツ、そしてメンタルスポーツだなと感じます。

今日無理をせずに引き返せば明日、明後日も再チャレンジできたのに....

耳が治ったらトレーニングしてもっとレベルアップしてまた大会にエントリーしようと思います。

結果は悔しいけど初の大会の雰囲気を体感したり、自分より潜れる人ばかりの輪に飛び込んだり、新しくフリーダイビングの知り合いが増えたり良い経験となりました。 

そういえば何かの大会に出るなんて大人になって初めてだったなぁと...しみじみ感じつつ、痛みも感じつつ、今日は大人しく寝るとします...

フリーダイビング 専用のインスタアカウント。
https://www.instagram.com/heisukefreediving/

全然潜れないときの頃のダサいフォームの時からの記録を綴っています。
誰かの励みになればうれしいな。

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