2018.1.30 出産しました!

2018.1.12(金)15:02に2812gの男の子を出産しました!
以下、出産レポートです。

▼前日(1/11)
14:00
 39週の検診。いつもどおりNST→診察。エコーでは3091g位だろうとの結果で、子宮口の開きは3週連続で1cm。特にお産は進んでいない状況。経膣分娩が可能かどうか確認するため、骨盤のレントゲンを撮影しました。胎児の頭の大きさに対して骨盤の方が大きいことを確認し、「帝王切開じゃないと無理、とは言えない」という判断でした。このレントゲン、自分の骨盤のあたりにばっちり息子の頭蓋骨や背骨が写っていて、ちょっと感動的でした。
 この日で39週3日。次週の診察まで待つと予定日を過ぎてしまうため、予定入院の説明を受ける。1/17に入院することで話はまとまり、わたし的に恒例となったマックを食べてから帰宅。

18:00過ぎ
 自宅に到着。夫に予定入院の説明をしていると、尿もれ?みたいなツーっとした感覚。あれ?と思いトイレに行くと噂の「おしるし」が…!!夫に報告。この日は夫が夜〜明け方に夜勤、翌日早朝から夕方まで仕事だったため、『え!?生まれる?』と夫戸惑う。「まだじゃないかな…」と答えつつ、何か感じたのか、夜勤に夫を送り出した後、制作途中だったアフガンを完成させる。(今思えばナイスプレー!)正直言うとこの頃から、ちょっとずつお腹が痛いような気はしていた。。。22:58に陣痛カウンターを始める。30分おき位。

▼当日(1/12)
1:30頃
 夫、仕事が早く終わったので帰宅!翌朝8:00から仕事で6:00には起きるということだったので、就寝。…が、お腹が…いたい…。。。全然寝られない。既に7分〜15分に一度、1〜2分位の痛み。寝ようと思うが生理痛のような痛みがあって寝ようとするのが邪魔されるので痛みと痛みの間で浅い眠りしかできない。夫を起こさないように、ベッドで悶絶したりリビングの椅子に座って深呼吸したりして耐える。twitterの妊婦アカウントに「これって陣痛?」みたいなことを書くと、『陣痛だと思います!病院に電話しては!』と色んな方からお返事が。
夫が疲れて寝ているので、今起こしたらまとめて眠れなくて可哀想だし5:00までは我慢しよう…と思い、5:00までは一人で耐える。

5:00
 もうずっと10分間隔以下なんですけど!!もう5:00だし深夜じゃないからいいよね!!!(なんとなく深夜に電話するのが申し訳ない←)ということで、病院に電話。先生が診てみると言ってますので来てください、ということで陣痛タクシーを呼ぶ。旦那さんも起こす。仕事キャンセルした方がいいかな?と聞かれるものの、まだわからないしもし時間かかったら申し訳ないので、仕事に行く準備はしてもらう。

5:30頃
 病院着。タクシーの中でもたまにお腹いたくなる。診察の結果、入院決定。しかし子宮口は2cm。「全然まだですね…」なんて言ったら『プラスに考えましょう。昨日から2倍ですよ。朝までに生まれるんじゃないですか』と先生。(どうせ気休めだろうな…)と思う。

6:00頃
 LDRが埋まっているので最上級の個室(超高い)に一時的に入ることに。この時は陣痛と陣痛の間は全く平常心でいられたので、ラッキー!なんて看護師さん達と談笑する余裕もありました。しかも病院についてからは安心したのか、陣痛の間隔が一時的に10分〜16分おき位に落ち着くことも。仕事休むか迷っていたけど、ここで夫、仕事を休むことに決定。

7:00頃
 5〜6分おきくらいに陣痛がくる。そして陣痛の痛みもやばくなってくる。しかし陣痛の合間は変わらず余裕なので、次の陣痛が来たらこうしてほしい、と夫に指導w 腰あたりを全体重かけて押して、と言っても骨折っちゃいそうだから…と遠慮する夫。

8:00頃
 朝ごはんが届くが、食べる余裕がない。両親と兄のLINEグループに入院を報告。陣痛の時間は3分〜4分の陣痛へと長く強くなってくる。お腹の張りの値?の波が記録される機械を見て『もうすぐ次の波がくるよ』などと夫が声をかけてくれる。機械ではもう限界値レベルを表示している。ここに来て、陣痛の度にアプリを立ち上げてタップして…というのが痛みと寝不足と体力の消耗でキツくなり、記録するのを諦める。LDRが空き、移動!

〜15:02
 もうここからは記憶は断片的。
とにかく痛いし分娩時間長過ぎだし子宮口開かないし、時計は壁についてるけど時間を見る余裕はない。夫も立ち会ってくれつつも、眠さの限界が何度も来て、私のうめき声と共に起きて…の繰り返し。叫び声で喉が乾くので水を飲みまくる。もう腰を押すとか撫でるとかじゃ痛みが逃げないので、声をかけて!とお願いする。長過ぎて、痛過ぎて、終わりが見え無さ過ぎて本当に辛かった。ずっと最高潮に痛いし、ずっと泣き叫びながら、たまに「痛いよ〜〜〜」とわんわん泣きながら、声が枯れそうになるほど大声を出しながら戦う。。。最近読み始めたONE PIECEで、ゾロがメッタ刺しにされている気持ちってこんな感じかな…なんて思っていた←
そしてここで産婦人科の待ち時間が長い理由がわかった。分娩の対応をしながら診察してるんですね、お医者さんって。。。てっきり検査結果が出るのに待ち時間があるからとかだと思っていたけど、そうじゃなかった。だって15:00までの間に何度か来てくれたり席外したりだったもんね…先生、ごめんね…

で、もう記憶が断片的過ぎて覚えていないんですが、大声で泣き叫んでいると『いきんで〜』と声をかけられる。「いきみ方がわからないです」と言うと説明してくれるが、自分の叫び声が大き過ぎて助産師さんの声が全然聞き取れなくて(←)(もっと大きい声で言ってよ!!!聞こえないから!!)と思う。旦那さんもがんばれ!!!と声をかけてくれて、3,4回いきんで息子誕生。

あ〜やっと終わったか…と思うのと同時に、さっきまで死にそうな痛みだった陣痛も終わり、平常心に。(but 息切れでハァハァ言ってた)出て来た瞬間には泣き声は聞こえないが、しばらくするとちゃんと聞こえた。
(「おめでとうございます〜元気な男の子ですよ〜」みたいなコウノドリ的定型文は聞けなかったw)

旦那さんの「おつかれさま!」の声に救われる。

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その他備忘録

・会陰切開は、チョキンと切られた感じはしつつ、痛くないし、縫われてるときも感覚はありつつも痛くはなかった。
・出産の瞬間が一番痛いのかと思っていたけど、全然痛みはなくて、むしろ陣痛がやばかった。ドラマで見る出産シーンと違った。
・胎盤は、OK(スーパー)で売ってる鳥もも肉2枚入りのパック位の大きさと厚さだった。真っ赤。夫も興味津々で見てた。男性はこういうの弱い方が多いんですけどね〜なんて看護師さん、感心してた。
・LDRの台から降りるときはもうフラフラ&ヨボヨボ。貧血状態。これ以上に人生で満身創痍と言える経験はしたことがなかった。個室に移動してトイレに行くもベッドから体を起こすも全てが無理。
・出産を終えると急に食欲が戻り(というか、陣痛中は考える余裕もなかった)、お昼のおにぎりなどを夫に食べさせてもらった。
・産後はむくみが半端じゃない。医療用の血栓予防ソックスを履いていたけど、脚がゾウ。写真を撮ってなかったことを後悔している。あと左腕で点滴を入れるのに2回ほど失敗されたため左腕全体がパンッパン。わろた。
・立ち会い出産は元々は夫の希望だった。私は、別にどっちでも〜と思っていたが、結果、立会いにしてもらってよかった。あの痛みを一人で耐えるなんて無理だよ…。あと、産後に病室にお見舞いに来た家族達にいかに辛そうだったか、大変そうだったかを説明する姿が見られて救われたし、理解してくれたことがうれしかった。『子供は2人欲しいと思っていたけど、あの姿を見たら、もう辞めたほうがいいんじゃないかと思いました』『痛みに強い方なんじゃないかと思っていたけど、それでも拷問を受けているようだった』と言ってた。よく『男性は気持ちよくなって精子出すだけで子供ができるから、気が楽でいいよね〜』なんて皮肉を聞くけど、立会いを経験すると出産の大変さを感じてくれるはず。
・産後1日目、シャワーを浴びた時に右肩に無数のアザを発見した。ずっと原因不明だったけど、多分陣痛の間、ベッドの柵を握ったり、自分の右肩を掴みながら耐えてたからだ。産後2週間経って、ようやくアザが消え、痛みがなくなった。
・産後、何が痛いって、全身の痛み&疲労感→痔と会陰切開→会陰切開のところにできたおでき(ヘルペスではなかった)という感じでしばらく(2週間くらい)体のどこかしら痛い。なので、全ての家事のアウトソーシング、もしくは里帰りを推奨します。
・母乳が出るように妊娠後期からお風呂でマッサージをして3本位貫通させておいていたので、産後はスムーズに母乳が出ました。入院中に助産師さんや看護師さんに頼って母乳マッサージを教えてもらったりして、母乳が軌道に乗った状態で退院できたので気持ちが楽でした。なのでいまのところ乳腺炎などのトラブルもなく、むしろ母乳が出まくって息子が母乳でむせるほど流れ出るので完母でいけてます。ダイエット効果に期待。

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