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草案#3 (42)
執筆依頼に答えるべく、「法務教官のつぶやき」草案第三弾。
これを書き終えたら、3つまとめて担当の方にお送りする。さてどうなることやら。
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少年送致は保護処分。
少年院では家庭裁判所によって「保護が必要」と判断された非行少年が収容され、教育を受けている。集団生活を送りながら、中で働く教官(法務教官)と日記や面接などを通して語り合い、そうした情緒的な関わりを通して自身の内面を見つめ、思索を深めていく。
保護(して教育を授けること)が必要と判断されるくらいだから、どの非行少年も年齢に比して未熟な部分が多い。特に感情統制や対人コミュニケーションに課題のある子は多く、ほとんどの子にはアンガーマネジメントなどの指導が行われる。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。