9/16 | 地元に障害児支援事業所の連絡協議会をつくります。


1−1 概要

障害児通所支援(つまり放課後等デイサービスや児童発達支援のこと)はいろんな問題をかかえている。

黒字になりやすい事業構造だから、特別支援学校の学区内に乱立しているが、その一方で利用している家庭からすると「こどもの特性に合ったところを選ぶ」という段階にはまだ来ていない。

法的な枠組みにも課題が多く、本来の目的に合致しない施設が平然と運営されていたり、その一方で法律に定められた有資格者を確保できずに報酬が減らされて経営難になってるところもある。

んで…

なによりの課題は業界の風通しの悪さと職員の質の低さだ。

ということで、茨城県石岡市を中心に、通所支援事業所の連絡協議会をつくる。連絡協議会といいつつ、メインは合同の勉強会とその後の情報交換会になるだろう。

ここで収益をあげることは目的ではない。

施設・会社の枠を超えて横につながり、ノウハウと情熱を共有する場になったらいい。

昨年末から構想はあって、実はもう下準備を整えていはいるのだけれど、バタバタしてるうちに当初設立時期と考えていた夏を迎えてしまった。

自分のケツを叩くために、ここに記事を立てておく。(これがこのメンバーシップの一番いいつかい方)

(2023.7.25)




1−2 ようやく着手

団体や法人は、「作ります!」って叫んで「つくりながら整える」ってくらいが丁度いいんだと思う。駆け上がってく奴らの動きはそんなふうに見える。

でも…

よ〜く見てると、必ずしもそうじゃないこともあるんじゃないか。

「作ります!」って叫ぶ時にはもう、かなりの程度作り込まれてて、料理で言えば「あとは隠し味と仕上げだけ」みたいな段階で叫んでるケースも少なくない。

じっくり考えて検証して…その時間をあえて「作ります!」と叫ぶまで隠し通すことで、「今考えて衝動的に動き出した」っぽく見せてるだけなんじゃなかろうか。

ということで、僕は今そういう段階をほんとうにのんびりこなしてる最中なのですが…

さしあたって団体名を考えました。

正式名称は…

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こんにちは!へいなかです! 非行少年の地域定着支援を仕事にするべく、経済的な基盤をつくるためにアレ…

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。